提供:(一社)全国農業改良普及支援協会 ・(株)クボタ


稲作

昨年まで初期一発剤を使用していた全ての圃場で、かなりの量のヒエが発生しました。圃場中央部ほど多いようです。今年の対応と、来年の対策を教えてください。

初中期一発剤散布をしたのに、ヒエが残ったのは、以下の3点が原因として考えられます。

(1)散布時期が正しかったか(ヒエの大葉令が殺草範囲内だったか)
(2)水管理が適正であったか(除草剤の効果は水管理に左右される)
(3)圃場が均平であったか(中央部が水につからなかった?)

また、隣接や周辺に前年休耕田やヒエの多発田があったり、抜き取ったヒエを畦畔に放置すると、風や用水によって流入することがあります。

今年の対応は、
1)ヒエは必ず抜き取る。
放置すると、種子が越冬して来年も多発生します。「ヒエ」が稲より上に出る頃、稲が出穂開花して、かつ、ヒエの種子が未熟な時に、株元から刈り取るようにしましょう。また、
2)刈り取ったヒエは、圃場近くに放置しないようにしましょう。

来年の対策は、
1)適期(早いうち)に初期除草剤を散布、2)葉令を診ながらヒエ中心の中期除草剤を散布、3)丁寧な代かき、4)こまめな水管理、に注意します。