提供:(一社)全国農業改良普及支援協会 ・(株)クボタ


農業機械

田んぼが深くなりすぎてトラクターで回るのが困難になってきました。 土を入れて土壌を硬くした方がよいのでしょうか。また、毎年行った方がよいでしょうか?

水田全体が深くなる場合と、機械がターンする枕地部分が深くなる場合の2通りの状況が考えられますが、枕地部分が深くなった場合の対策を説明します。
水田圃場が均平でなく、枕地部分が低く常に水はけが悪いと耕盤ができにくい上、機械のターンでさらに深くなったのが原因と考えられます。


(1)耕うん前に圃場全体に弾丸+サブソイラーをかけ、全体の地下排水をよくします。。10a当り20分程度で行うことができます。
 1)本暗渠が入っていれば、本暗渠に平行にかけます。
 2)本暗渠がない場合は、水尻口に向けて放射線上に引きます。
 3)間隔は3~5mに1本、排水条件に合わせて引くようにします。

(2)枕地が常に低湿で耕盤ができにくい場合は、地下排水を図り、耕うん時に圃場の土を引いて均平にするか、または土を入れて機械走行で鎮圧し、耕盤をつくることが必要です。

(3)冬期間に、暗渠があれば開き、なければ排水口(水尻口)を下げ、圃場表面水や枕地排水を除去します。

(4)機械作業(トラクタ、田植機、コンバイン)をする場合は、いっぺんに回転せず、大周りやバック作業を行うことも大切です。