提供:(一社)全国農業改良普及支援協会 ・(株)クボタ


農業機械

トラクタのタイヤ跡が消えません。タイヤ跡を消す方法はありますか?

【原因】

  1. 水の量が少ない。

  2. 土塊が大きく、横方向への泥の移動が少ない。また、後方への吐き出しが多い。

  3. 代かき作業深さ(耕深)が浅いと、タイヤ跡に寄せる十分な泥の量を確保できない。

  4. タイヤ跡への土寄せ爪とトラクタのトレッドが合っていない(B図・C図)。

  5. トラクタのタイヤ跡が広い場合 (前作業の耕うん深さが一定していない、また砕土・整地が不十分)。

【作業のポイント】
A図・B図・C図

  1. 水を増やし、土を軟らかくすることで、横方向への泥の移動を容易にし、タイヤ跡を埋めやすくします。
  2. 車速を遅くして土を細かく砕くことで、横方向への泥の移動を容易にし、タイヤ跡を埋めやすくします。また、PTO変速2速で行うことも有効です。標準的な作業速度は1.5~3km/hです。

  3.  1)均平板を押さえる機能が付いている場合は、多少押さえ気味にして、土塊の再耕うんができるようにします。これによって均平板の前に泥を一定量溜めることができ、タイヤ跡への泥の移動が容易になります。
     2)多少代かき作業の耕深を深くすることで、タイヤ跡を埋める泥の量を確保することができます。
  4. トラクタのトレッドに合わせて土寄せ爪の付け替えを行います(A図参照。B図C図の場合はA図のように爪位置を変えてください)

  5. 土寄せ爪の本数を増やし、タイヤ跡に寄せる泥の量を多くします。

  6. (※画像をクリックすると大きく表示されます)

    (くるみ会情報誌「ニューインプルNo.88」 2006年11月号から転載)