提供:(一社)全国農業改良普及支援協会 ・(株)クボタ


青虫の足あと【104】

2016年10月17日

やっぱり米だ 

山田早織


私はご飯が好きです。お米が好きです。
でも、息子と娘は、たぶん私以上にお米が好きです。
彼らが一番好きなものは、「塩むすび」なんです。
ご飯を食べ終わった後でも、塩むすびは別腹のようです。


ご飯はたきたて! にこだわっていて、毎回ご飯を炊くわけですが、仕事をしているとなかなか大変なんですよね。とくに、夕飯用のごはんが。


帰宅後30分ほどで食事を始めないと、子どもたちの寝る時間が遅くなるため、毎日必死です。そんな中、一番困るのが炊飯。
私の場合、なるべく朝お米をといで、炊飯器の予約機能を活用していますが、うっかり忘れる日も多く、そんな時はついついパスタやうどん等の麺類に頼りがちに。


yamada_104_01.jpgでも、そんな日が2日続いたりすると、なんだか物足りないというか、満足感を得られないというか、家に帰っていないような気になるというか、ご飯が恋しくなります。


先日、実家の母が、「お米が届いたからとりにおいで」と電話をしてきました。
わりとひんぱんに実家に出入りしている私。
それでも、わざわざ電話をしてくるほどおいしいお米が届いたのです。


日本有数の米どころのお米。
毎年この時期に送ってくださる方がいて、毎年私たち家族は楽しみにしているのです。
実家では消費量が多くなく、おいしいうちに食べきれないので、ありがたいことに、わが家にも恵みが届くわけです。


うきうきして自宅に戻り、計量カップでお米を計って、ていねいにとぎます。
一粒も無駄にしたくないんです。
本当に大切に扱ってしまうんです。


炊き上がった瞬間の、なんというか、つやつやな感じ。
いつもと同じ炊飯器で、いつもと同じように炊いただけなのに。
輝いて見えるんです。


yamada_104_02.jpgすごいですね。
実際、子どもたちもよく食べ、いつも以上にご飯の減りが激しいです。
さらに、ラップして冷凍したものまでおいしいんです。


わが家のお米は、必要な分ずつ、毎回精米しているので、もともとよい状態だと思うのですが、さすが米どころ! 味も香りも甘味も全然違う!


そんなおいしいお米を食べると、本当に幸せな気持ちになります。
これから各地の新米が出そろいますね。
今年は、いろいろなお米を少量ずつ買って、食べ比べをしてみようかな。


「お米」って一言でいうと同じもののように感じるし、実際、同じものだと思って食べていたけど、まったく違う。
これからは、自分好みのお米を探してみようと思います。

やまだ さおり

静岡県浜松市出身。フランス料理店に勤務後、23歳で起業した(有)しあわせ家族代表取締役、園芸福祉士。培養土、花苗・野菜苗の販売のほか、庭づくりや商店のディスプレー、野菜の宅配など、関心とニーズのある分野に事業とボランティアを展開中。