提供:(一社)全国農業改良普及支援協会 ・(株)クボタ


青虫の足あと【93】

2015年04月10日

春のエネルギー 

                                    山田早織


桜って、すごい花ですね。
毎年桜が咲き始めるとソワソワしてきます。


yamada_94_2.jpg今年はきれいな桜がどのくらい見られるのか・・・
そして、私が一番好きな花散らしの頃はいつになるのか・・・天気予報とにらめっこです。
桜ほど散りぎわが美しくて潔い花は、ほかにはないんじゃないかと思います。

ちなみに、私はいわゆる「お花見」というものをしたことがありません。
桜の下でご飯を食べたりお酒を飲んだりというのは、イマイチ想像ができません。
いつかはやってみたいけど。


桜が咲き始める少し前から、私は一年の中で一番不調になります。
毎年の年間行事です。

多少目や鼻がムズムズするものの、幸いひどい花粉症もなく平和なのですが、頭痛やめまい、身体中のこり、精神的な不調が2週間以上続きます。


春は変化がある時期だからなのか? と考えていましたが、通っている整体院で、「芽吹きの時期は不調がでやすいよ」と言われました。

若い頃はあまり感じませんでしたが、やっぱりここ数年は不調が顕著に現れ、だんだん弱ってきたんだなぁと実感しています。

芽吹き始めた植物に、いろいろなパワーを持っていかれているように感じます。


さらに、動物は冬眠から目覚める時期。人間も同じで身体の機能が働き始めるが、冬の間に溜め込んだ悪いものを出す必要がある、など、いろいろな考え方があるんだと知りました。


yamada_94_1.jpg極端な話、意識しなければ四季を感じることも少なくなってきた現代の暮らし。
(もちろん、暑さ寒さくらいはわかるけど)
でも、人間の身体の中には、そういう自然の摂理がきちんと刻み込まれているんだなぁと感じます。

春先、身体はつらいけど、少し自然の中を歩くだけでもどこかすっきりします。
そうやって、おひさまの光、空気や、土や植物に触れることで、自分の中の自然が少し満足してくれるのかもしれないと思いました。


桜が散り始めて、なんとなく安心してきました(笑)。
ざわついていた心が落ち着いたって言うか。
自分の中の自然と向き合いながら、これからも歩いていくわけです。


(桜の葉っぱがではじめた頃に歩くと、桜餅のにおいがしてタマリマセン!笑)


やまだ さおり

静岡県浜松市出身。フランス料理店に勤務後、23歳で起業した(有)しあわせ家族代表取締役、園芸福祉士。培養土、花苗・野菜苗の販売のほか、庭づくりや商店のディスプレー、野菜の宅配など、関心とニーズのある分野に事業とボランティアを展開中。