提供:(一社)全国農業改良普及支援協会 ・(株)クボタ


青虫の足あと【78】

2014年01月08日

いも職人

                                    山田早織


今まで、焼き芋や干し芋には特に興味がなく生きてきました。
焼き芋に群がる女性を見ても、なんであんなにイモいも言うのか? と不思議でなりませんでした。


が、しか~し! 今年は私もサツマイモのおいしさに目覚めてしまったのだ!!


乳腺炎怖さに食事制限をしている中、「サツマイモならいいんじゃない?」なんて思い、たい焼きやさんの「安納芋のたい焼き」というものから始まり、焼き芋→干し芋と進化を遂げた。(私はあんこが苦手なので、たい焼きはいつもクリームなのです)

焼き芋に目覚めてからは、ファーマーズマーケットでいろいろな種類のサツマイモを買う毎日。
ちょうどその頃、息子がサツマイモとレンコンの天ぷらにハマり、おやつにおかずに、サツマイモな日々が続く。


そんなある日、夫が「焼き芋やさんに行こう」と言い出した。
え~? なんでわざわざ行くんだろう?(車で1時間以上かかる)と思っていたが、行ってみてびっくり!


ノスタルジックな店内では、「しぞーかおでん」と焼き芋が売られていて、店内で食べることができる。なにより驚いたのは、焼き芋を焼いている窯!!
大きな窯で焼いている。
それは、見たこともない光景だった。


そして、おいしそうなおいもが、ザルの上に焼きあがっている。


yamada_79_3.jpg  yamada_79_1.jpg


私、思わぬ光景にドキドキする。
息子はあまりのうれしさに、芋を持って店内で踊り始める。


甘くてやわらかくて、おいしい!!
人生NO1の焼いも。若者風に言えば、「やばい!! マジやばい!」(これももはや古いか・・・)


安納芋は一瞬で食べ終わってしまった。
息子が選んだ「紅はるか」は、安納芋より食感がしっかりしているが、甘みがあり、とても満足がいくものだった。
ちょっと塩味も効いていて、たまらなくおいしい。
あぁ・・・家の近くにこのお店があったらなぁ・・・。


散々芋を食べたのに、お持ち帰りの焼き芋と、これまた目の前で作っていてたまらなくおいしそうな大学芋を買って、大満足で店を出ました。


yamada_79_2.jpgところで、そのお店では、一人の男性が黙々と芋を焼く作業をしていました。
まさに「芋職人」。
世の女性たちをこんなに喜ばせてくれる、にくい職人だ。

シーズン中に、絶対にまた行くぞ!!


ちなみに、「干し芋」は静岡県が発祥の地とか。
小学校の頃、芋ほり→干し芋作りをやったなぁ。
今は、「磐田市産の人参芋の芋切干」にハマっています。


サツマイモよ、心豊かな毎日をありがとう!!
(ママ友の間では、おいしい芋協同組合を発足しました。)

やまだ さおり

静岡県浜松市出身。フランス料理店に勤務後、23歳で起業した(有)しあわせ家族代表取締役、園芸福祉士。培養土、花苗・野菜苗の販売のほか、庭づくりや商店のディスプレー、野菜の宅配など、関心とニーズのある分野に事業とボランティアを展開中。