提供:(一社)全国農業改良普及支援協会 ・(株)クボタ


青虫の足あと【68】

2013年03月12日

はんぺん地獄

                                    山田早織


ここ2週間ほど、お休みに少しだけ遠出(といっても市外で県内程度)をして、おいしいものを探しています。
県内といっても、うちは浜松、静岡県の西部。高速道路を1時間走っても、まだ県の真ん中くらい。


先日、清水(現在は静岡市清水区)に行きました。
特に目的地はなかったのですが、私鉄に乗ってみたりしながらフラフラしていると・・・

他県(関東)ナンバーの車が数台道に停まっていて、その前のお店に人が群がっていました。
看板を見ると、「蒲鉾店」の文字が。
かまぼこ大好き! スーパーではついつい安いものを買ってしまったりして、おいしいかまぼこに飢えていたため、ためらいなく店内へ。


yamada_69_1.jpgお店は小さくて、シャッターも全部開いていない。
店内も、何年そのままなんだろう・・・という感じに飾られたままのショーケース。
その中に、「黒はんぺん」の箱入りと、かまぼこの箱入りの2種類が。

お客さんたちは、みんな「5枚入りを何袋」といった注文をしている。
そうか、1袋5枚入りなのか。自宅に一袋と、実家に一袋買っていこう。

長いこと待って、「5枚入りを2袋と、かまぼこを2本」とお願いしました。
さてさてお金を払って、おまけにさつま揚げを頂き、ホクホクと車に戻りながら、「なんか重いな~」と思っていたら・・・


なんと。
黒はんぺんが8枚入った袋×5袋入りの紙袋が2袋入っていた。
あ、5枚って、小袋が5袋入っているってことか!!
・・・ってことは・・・黒はんぺん、80枚も買っちゃった!!


しばし放心。
でも、とりあえず開けて食べてみた。
・・・おいしい! きめ細かくて、今まで食べた黒はんぺんの中でもダントツかも。
ありがとう、他県ナンバーさん!!


yamada_69_2.jpg家に帰り、実家にもおすそ分け(っていうより押し付け)をし、毎日消費に励む。
生で、焼きで、フライで、おでんで。

ちなみに、浜松のおでんと、「しぞーか(静岡)おでん」といわれているものは全く違うので、普段はおでんに黒はんぺんは入れません・・・
でも、練物だけの(これは私の好み)、毎日クツクツ煮たおでん。おいしかったです。

地元には、まだまだ知らない逸品があるんだな。
(今日は、生利カツオのおいしさにヤラレタ)


これから、そんな逸品の発掘をしながら、地元農産物とのコラボレーションを考えてみよっと♪ きっと、すごくおいしいものができるんだろうな。
今からすごく楽しみです。

(黒はんぺんを食べて育った○○、とか、そういうのもいいね~。
 生利かつおと篠原産のホワイトオニオンのサラダは絶品だろうな)

やまだ さおり

静岡県浜松市出身。フランス料理店に勤務後、23歳で起業した(有)しあわせ家族代表取締役、園芸福祉士。培養土、花苗・野菜苗の販売のほか、庭づくりや商店のディスプレー、野菜の宅配など、関心とニーズのある分野に事業とボランティアを展開中。