提供:(一社)全国農業改良普及支援協会 ・(株)クボタ


青虫の足あと【31】

2010年02月02日

お土産って何だろう・・・

    山田早織

浜松、浜名湖、舘山寺温泉。 家の近所にある観光地。
しばらく旅行してないな~なんて時には、近場の観光地のドライブインや、日帰り入浴ができる温泉宿などを利用して、ちょっとした観光客気分を味わうのが好き。


しかも私、近場の旅館やホテルにけっこう泊まっていたりもする・・・
自分が住んでいる浜松市内で、すでに十軒ほどに宿泊している。
(田舎だから軒数も多くない・笑)
なんか地元を愛してる・・・って感じ。
よっぽどヒマ人なのか、もしくはよっぽど忙しいのか・・・
もちろん私は前者で~あります!!

でも、地元だから面白いってのもある。 ・・・・近すぎますよ、お客さ~~ん!!
(ちなみに私が一番すばらしいと思う旅館って、地元の人が泊まりたくなるような旅館だと、秘かに思っている。私が女将なら、それをコンセプトにするのにな。誰か私を雇って・笑)


~そんなことで先日、友人と暇つぶしに、もとい、地元の特産品の偵察に近くのドライブインへ。そこは始めての場所。地元なのに、見たこともないお土産がズラリ・・・
もちろん定番物もあるけど。
へ~~!! 会社が違うとこんなに品揃えが違うんだ! とひとしきり感心。
冷蔵庫を見ると、オシャレなビンのみかんジュースが。
(ここはみかんの産地ですもの)


――以前 愛媛に行ったとき、いろいろな種類のみかんジュースがあって驚いた。
みかんの産地からみかんの産地へと旅行した私でさえ、その安くないジュースに手をだしたほど。しかも何本も。
考えてみたら、みかんジュースなら地元にもあるし、しかも家では、もらったみかんを自分で搾っているじゃん。
なんてアホな! でも、静岡にはこんなにオシャレなみかんジュース、あんまりないなぁ・・・

ここは一軒丸ごとみかんジュースのお店。
種類も豊富で、ついついあれこれ選んで手に取りたくなる。
選べるとうれしくて、いろいろ欲しくなる。
見事なまでに私の心をぎゅっっっとつかんだそのみかんジュースたち。

もったいない! 静岡はなんてもったいないことを・・・もっとみかんジュースを!!
――・・・と思っていたことがあった。


そうか、ついにこんなオシャレなビンに入ったやつが登場したか・・・♪
うれしくなって手を伸ばしたそのとき、目に飛び込んできたのは「和歌山の」という文字。

・・・そうです。
和歌山のみかんジュースです。
そうよね~、そこも産地ですものね~。

友人と二人、突っ込む気力もなく「なんで和歌山かね~」とむなしく言葉を交わし、帰ってきました。・・・・淋しい。


ショックな体験。
でも、お土産にはよくある話じゃないですか?

私の父は、グアムに行って「メイド イン ジャパン」のお土産を買ってきた。
・・・逆輸入?!

な~んて私も、伊豆で買った入浴剤は「製造元 袋井市ほにゃららうにゃ番地」。
ちなみに私、高校はその「袋井市」(笑)

お菓子だって、全然違う土地で作られていることもよくあるし。
な~んかお土産って面白い。
いろんなものがいろんな所へ旅してて、いろんなとこから来た旅人が、またそれらをどこぞへともって行く・・・


そもそも 「お土産」ってなんなんだ!!
その土地の産物じゃないんかい!! お土産産業も、いろいろあるんだねぇ。

来月私は南紀~熊野方面への旅行を計画しているけど、お土産選びは慎重にしよっと♪
やっぱり梅かな?! ビバ! 定番土産!!

(でも、本当は無事の帰宅と、気持ちがこもったものが一番のお土産だよね。)

やまだ さおり

静岡県浜松市出身。フランス料理店に勤務後、23歳で起業した(有)しあわせ家族代表取締役、園芸福祉士。培養土、花苗・野菜苗の販売のほか、庭づくりや商店のディスプレー、野菜の宅配など、関心とニーズのある分野に事業とボランティアを展開中。