提供:(一社)全国農業改良普及支援協会 ・(株)クボタ


青虫の足あと【30】

2009年12月25日

さらば?!うんこ座り

    山田早織


ちょっと前にテレビで養老先生が「トイレが日本人をだめにする」という話をしているのを見た。水洗トイレが進化していくことと日本人がダメになっていくことの関係を聞いて、ふむふむ・・・なるほど!! と感心し、その後モヤモヤ考えた。

養老先生の話は、大きく分けると「排泄物がさ~~っと流れていく水洗トイレ」についてと、和式から洋式に変わったことについて。


びっくりした。
子どもの頃から洋式のトイレを使っている「イマドキ」の子どもたちは、「うまくしゃがめない」というのだ。
子どもたちがしゃがむテストを受けている映像が流れる・・・

ホントだっ!!

私たちには当たり前にできる「しゃがむ」動作。
ペタンとおしりを床につけてしまう子、腰が浮いたままの子、なんともショッキングな・・・

つまり、「うんこ座り」と呼ばれる座り方が世の中から消えてしまうということか!!
そりゃ大変だ!  ・・・でも確かに我が家も洋式のトイレだ・・・


子どもの頃、父に叱られている間は正座だった。(私はよく叱られた・・・涙)
足がしびれたのを通りこして、ひざを伸ばすのもまた曲げるのもどうしようもなく痛い。
やっとお説教が終わり、我慢していたトイレに駆け込み、和式のトイレに「うんこ座り」する・・・のが痛くてつらくて。
まさに二重苦、三重苦!!
でも、「なにくそ~~~!!ちくしょ~~!!」という気持ちは高まる(単純)

そういうのって、ないんだ。
今は洋式便座が、やさしく温かくしょんぼりとしたおしりを包み込んでくれる。


妊婦のときは確かに和式のトイレを使うのが大変だったけれど、「妊婦体操の一種だ~」
なーんて思いながら使っていた。
「しゃがむ」って大切だよね。
剣道の試合も「そんきょ」から始まる。
(剣道部だったから)


そこで考えた。
和式のトイレに変わるものを。
そしたら・・・あるじゃん、あるじゃん、いいものが!!
それはもちろん、「農作業」!!

草取りも、苗の植え付けも収穫も・・・しゃがみっぱなしじゃん!!

農業をやれば足腰も鍛えられるし、うんこ座りも楽々クリアーできるようになるはず♪
毎日少しずつの草取りとか・・・

学校の授業や日課に取り入れてはくれないものか・・・
養老先生~!!

・・でないとそのうち「草取りのためのしゃがみ方講座」を開かなくちゃいけなくなるよ。


うんこ座りは日本の宝だっっ!!
未来の子ども達にうんこ座りを残そうではありませんか!!
(うんこ、うんこ連発してすみません・・・)

やまだ さおり

静岡県浜松市出身。フランス料理店に勤務後、23歳で起業した(有)しあわせ家族代表取締役、園芸福祉士。培養土、花苗・野菜苗の販売のほか、庭づくりや商店のディスプレー、野菜の宅配など、関心とニーズのある分野に事業とボランティアを展開中。