提供:(一社)全国農業改良普及支援協会 ・(株)クボタ


青虫の足あと【27】

2009年09月10日

酒屋の農業体験

山田早織


突然ですが 主人は卸の酒屋です。
太陽と緑とおいしい空気!!・・・・ とはちょっとちがう、ネオン ピカピカ キレイなオネエサン、酒とたばこと揚げ物と。
の 世界に生きています。
長ぐつでスーパーに平気で入っていたような私の生活と180度違う場所ですねー


ところでその会社では 時々社員研修として
工場見学に行っています。
毎度毎度 よく行くところあるな~なんて思っていたら
やっぱり ネタ切れ。 というかマンネリ。

そこで180度ちがう世界の「農業体験」を提案してみました。
酒屋だし 米(日本酒)か サツマイモ(焼酎)じゃない?
と 知人の農家に受け入れ要請。
米(田んぼ)に決定。
アイガモ農法で草ぼーぼー。 ← しつれー。
すてきっっ!!

去年は草が多すぎてコンバインが入らないほどだった。
農業初体験が いきなり田んぼの中の草取りなんて
ちょっとムボーすぎたかもっっ!!
8月の空の下、男たちは田んぼへと向かう。

帰ってきた夫はドロドロ(各種水草付き)の服を
袋に入れて疲れた表情。
「米を見る目が変わった」と話す。
・・・やってよかったじゃん。
そして男たちは飲みに行く。
草取りの後のビールはおいしいよね。
私は水草とドロと戦いながらの洗濯をする
頑張ったんだね。


180度違う場所で働いている人たちも
農業と関わって生きてるんだよ。
ご飯たべるし お酒だってつまみだって
農産物だもん。
それを実感してくれて よかった。
(10月には稲刈りにも行くんだって!)

やまだ さおり

静岡県浜松市出身。フランス料理店に勤務後、23歳で起業した(有)しあわせ家族代表取締役、園芸福祉士。培養土、花苗・野菜苗の販売のほか、庭づくりや商店のディスプレー、野菜の宅配など、関心とニーズのある分野に事業とボランティアを展開中。