提供:(一社)全国農業改良普及支援協会 ・(株)クボタ


青虫の足あと 【17】

2008年08月29日

食べる・ということ。

    山田早織


「いただきまーす!」 ・・・「はい、めしあがれ。」
食事のあいさつの基本です。
最近、「いただきます」してますか?


一人で食事する時は、会話もなくテレビをつけたりして
ついつい「ながら食べ」をしてしまいます。
食事を楽しむというより義務的に感じます。
私も1人の食事は、とてもつまらないものになります。
簡単で多くても2品ほど。
イメージは「ボソボソ食べる」!

そんな食事が続くと、たいてい体調もしくは、
心調(心の調子の略)をくずしてしまいます。
自分はとてもつまらない人間に思えてきて、全てマイナス思考、つまり、暗い気持ちになります。
「あーあ。 つまらない人が、つまらない気持ちで、つまらない物をたべてるなぁ・・」
なんて・・。


ところが、誰かと一緒に食事をすると全く違います。
会話をしながら「楽しく」食べられます。
食べたものは体内で吸収され、いいエネルギーになっている気さえしてきます。(単純)


何が違うの?
「楽しい」という気持ち?


食べるのが大好きな、くいしんぼうの私でも
一人の食事を楽しいと感じることはありません。
楽しくないと、食材ひとつひとつに何の興味もなく
言ってしまえば味だって気になりません。
あぁ・・日本で今、どれくらいの人が 1人ご飯してるんだろう。。。。
以前(きっとずっと前)は、1人でご飯を食べる人の方が少なかったんじゃないかなぁ。。


できるだけ、一日に一食でもいいから
誰かと笑って食事したい。
そういう人や、そういう場所が増えてほしい。
誰かのために食事を作ってほしい。
そうじゃなきゃ 冷凍ものも、採れたてのものも
何の違いも感じなくなってしまうのでは??
楽しく食べることで 初めて食材への関心が高まる気がします。

やまだ さおり

静岡県浜松市出身。フランス料理店に勤務後、23歳で起業した(有)しあわせ家族代表取締役、園芸福祉士。培養土、花苗・野菜苗の販売のほか、庭づくりや商店のディスプレー、野菜の宅配など、関心とニーズのある分野に事業とボランティアを展開中。