提供:(一社)全国農業改良普及支援協会 ・(株)クボタ


青虫の足あと 【7】

2007年11月05日

器から始まる「食」へのこだわり

    山田早織


器を集めるのが好きです。

クラフト市や手作り市にでかけては 作り手と話をして購入します。
「この人が作った、この一点」に思いを感じ、とても愛おしくなります。

手作りの献立


器にこだわりだすと、それに盛るものもこだわりたくなります(不思議)。
逆に、食にこだわる人は 器にもこだわりますよね。お蕎麦屋さんとか料亭とか。


私の場合はもっと初歩的なことだけど、なるべくなら手作りで(そこから、、、恥)、
なるべくなら作り手の顔が見える野菜、近海の魚、近所のお肉・・・
毎日の食卓を 少しでも楽しく、おいしく。

プラスチックや大量生産された形のそろった物じゃなく、土から生まれたこのいびつな形の器たちを生かすも殺すも自分次第。まだまだ努力が必要です。


ところで、イベントや展示会などで「土」を売るときも、私は必ず「器」にこだわっています。

いろいろな種類の土を並べるときは、大小さまざまな食器(大皿や小鉢など)に土を盛り、ひとつの食卓をイメージして。(お箸やスプーンもつけて)
これは会社を設立した当時から変わっていません。


器のかずかず

はじめの頃は、「土をブレンドする私は いわば「土のコックさん」。だから土のフルコース」・・・なんてノリでコックコートまで着用し、今思えばちょっと恥ずかしい感じ。。

でも何年か過ぎ、自分も少しずついろいろなことに興味をもち、食への関心も高まり、土から生まれるすべてのものは繋がるんだ! と改めて実感しています。


野菜、花はもちろん、土で育った飼料を食べる牛や豚も、陶器も、木の家具も、草染めも、みーんな元は「土」!!

形は違えども、みんな「土家族」だね。

それを家庭の食卓へ。そう、食卓は それらが全部集結したようなもの。
そんな温かいぬくもりがあるのが「しあわせ家族」!!


たくさんの「しあわせ家族」が 日本の農業を支えてくれるよう、
ちっちゃなことからコツコツと・・・

(なんか、名前の宣伝したみたい! うふふ)


(※画像をクリックすると大きく表示されます)

やまだ さおり

静岡県浜松市出身。フランス料理店に勤務後、23歳で起業した(有)しあわせ家族代表取締役、園芸福祉士。培養土、花苗・野菜苗の販売のほか、庭づくりや商店のディスプレー、野菜の宅配など、関心とニーズのある分野に事業とボランティアを展開中。