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      <title>みんなの農業広場（コラム）</title>
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      <description></description>
      <language>ja</language>
      <copyright>Copyright 2008</copyright>
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         <title>ヒゲ親父が語る天敵の話　【５】</title>
         <description><![CDATA[<b>究極の生物的防除</b>

　　　　　山中　聡


　少し前の話ですが、私がまだ生物的防除の研究に携わって間もないころ、中国北京で国際昆虫学会が開催されました。

　天安門事件からおよそ３年が過ぎていましたが、国際的な集まりは事件以降初めてということで、治安の良さをアピールするためか、非常にサービスがよかったことを思い出します。特に、移動のチャーターバスがパトカーに先導され、信号で止まることもなく次の会場にいけたことと、全人代が行われる会議場で北京市長の挨拶があったことが印象的でした。


<a href="http://www.jeinou.com/photo/2008/07/yamanaka_5_image1.html" onclick="window.open('http://www.jeinou.com/photo/2008/07/yamanaka_5_image1.html','popup','width=400,height=600,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0'); return false"><img src="http://www.jeinou.com/photo/2008/07/yamanaka_5_image1-thumb.jpg" width="106" height="160" alt="" class="pict" align="right" hspace="10" vspace="10"/></a>

　さて、私のポスター発表の横で、新疆ウィグル自治区の研究者たちが“渡り鳥によるバッタの生物的防除”を発表していました。新疆ウィグル自治区は中国北西部に位置し、砂漠や山岳地帯が大部分を占める一方、牧草地は限られた広さしかありません。その限られた牧草地にバッタが大発生するとのこと。

　この地域がロシアから中国南部へ毎年渡り鳥が飛行する通過点に当たることから、巣箱を設置して渡り鳥の飛行の中継地にし、バッタを捕食してもらう目的で、彼らは研究に取り組んでいました。

　巣箱の設置数、配置密度などを検討し、バッタの密度抑制効果が出ていたと思います。試験は繰り返し行えるものではなく、１年に一度の試験例を数年間継続して積み重ねた研究成果でした。

　ハウスの中の天敵利用などという小さな規模ではなく、中国大陸ではなんとスケールの大きい生物防除に取り組んでいるのかと、驚いた次第です。


<a href="http://www.jeinou.com/photo/2008/07/yamanaka_5_image2.html" onclick="window.open('http://www.jeinou.com/photo/2008/07/yamanaka_5_image2.html','popup','width=600,height=400,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0'); return false"><img src="http://www.jeinou.com/photo/2008/07/yamanaka_5_image2-thumb.jpg" width="160" height="106" alt="" class="pict" align="left" hspace="10" vspace="10"/></a>

　日本では水田の虫や雑草を合鴨に捕食してもらう“アイガモ農法”が知られていますが、鳥たちを人為的にコントロールすることはむつかしいものです。

　それに対し、天敵昆虫等は利用したいときに使用できるという点で、<b>確実な防除方法</b>であり、大陸の人々に比べれば日本人向きではあると思います。


　鳥を利用するにしろ、天敵昆虫、微生物を利用するにしろ、どんな生物的防除であっても、<b>利用する生物の特性を理解することが、一番大切なこと</b>だと思います。はるか中国大陸の究極の生物的防除は壮大な作業ですが、私たちのハウス作物栽培でも、基本は一緒ということです。


（※画像をクリックすると大きく表示されます）
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                  <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#category">やまなか　さとし</category>
        
        
         <pubDate>Mon, 11 Aug 2008 09:18:18 +0900</pubDate>
      </item>
            <item>
         <title>農業機械よもやま話　【８】</title>
         <description><![CDATA[<b>“百足形”野菜用全自動移植機　（”Ｃｅｎｔｉｐｅｄｅ” ｔｒａｎｓｐｌａｎｔｅｒｓ）</b>

　　　　津賀　幸之介　

　
　野菜作の機械化が現在ほど進んでいない頃、アメリカのサラダボールと云われているサリナス<font color="red">※１、※２</font>で見た野菜移植機の話です。


　サリナスでは、レタスは、種子を直接土壌に播く直播栽培がほとんどですが、ブロッコリー、カリフラワー、セロリーなどは移植栽培が主流でした。

　大規模な育苗施設から大型トラックで運び込まれた苗を広大な畑に一斉に植え、トラクタが畝間を整地したあと、大型の移動スプリンクラーにより灌水していく景色は、壮大でした。

　このように野菜生産に利用されている大型機械や施設を見て回るのはたいへん楽しく、日本からの見学者も多いようです。

<a href="http://www.jeinou.com/photo/2008/06/tsuga_8_image1.html" onclick="window.open('http://www.jeinou.com/photo/2008/06/tsuga_8_image1.html','popup','width=619,height=435,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0'); return false"><img src="http://www.jeinou.com/photo/2008/06/tsuga_8_image1-thumb.jpg" width="160" height="112" alt="写真１：半自動移植機" /></a>　　　<a href="http://www.jeinou.com/photo/2008/06/tsuga_8_image2.html" onclick="window.open('http://www.jeinou.com/photo/2008/06/tsuga_8_image2.html','popup','width=654,height=462,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0'); return false"><img src="http://www.jeinou.com/photo/2008/06/tsuga_8_image2-thumb.jpg" width="158" height="112" alt="写真２：半自動移植機" /></a>
<font color="#000099">左　写真１：半自動移植機／右　写真２：半自動移植機</font>


　移植作業は、写真１、２のように、作業者が苗を一株ずつ植え付け機構に供給する方式の半自動移植機が一般的でしたが、ある農場では、省力化をはかるため自動で苗を供給する方式の全自動移植が開発・利用されており、何度か見学に行きました。


　百足形移植機"Ｃｅｎｔｉｐｅｄｅ" ｔｒａｎｓｐｌａｎｔｅｒｓは、その一つで、大型遊覧バスのような走行台車にメカニズムの塊を搭載したものでした。
  

<a href="http://www.jeinou.com/photo/2008/06/tsuga_8_image5.html" onclick="window.open('http://www.jeinou.com/photo/2008/06/tsuga_8_image5.html','popup','width=712,height=433,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0'); return false"><img src="http://www.jeinou.com/photo/2008/06/tsuga_8_image5-thumb.jpg" width="170" height="103" alt="写真３　Ｃｅｎｔｉｐｅｄｅ ｔｒａｎｓｐｌａｎｔｅｒｓ （"Ｃｅｎｔｉｅ"は百、"ｐｅｄｅ"は・・・の足を持つとの意味）</" /></a>　　　<a href="http://www.jeinou.com/photo/2008/06/tsuga_8_image6.html" onclick="window.open('http://www.jeinou.com/photo/2008/06/tsuga_8_image6.html','popup','width=719,height=502,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0'); return false"><img src="http://www.jeinou.com/photo/2008/06/tsuga_8_image6-thumb.jpg" width="147" height="103" alt="写真４　Ｃｅｎｔｉｐｅｄｅ ｔｒａｎｓｐｌａｎｔｅｒｓ （"Ｃｅｎｔｉｅ"は百、"ｐｅｄｅ"は・・・の足を持つとの意味）</" /></a>
<font color="#000099">左　写真３　／右　写真４　ともにＣｅｎｔｉｐｅｄｅ ｔｒａｎｓｐｌａｎｔｅｒｓ （"Ｃｅｎｔｉｅ"は百、"ｐｅｄｅ"は・・・の足を持つとの意味）</font>


　この移植機構は、マガジンに育苗トレイを垂直に装填するだけで、植付は自動で高速に行われます（図１・写真５）。

　回転するチェーンに苗を掴む多数の植付フィンガーが配列され（この形が百足に似ている）、このフィンガーに同調して動くトレイから、フィンガーが苗の茎部を掴み、そのまま植付ける方式です。

　植付けは、作溝爪により土表面に溝を切り、その溝内でフィンガーが開き苗を垂直に配置し、その後鎮圧輪で覆土します。


<a href="http://www.jeinou.com/photo/2008/07/tsuga_8_image31.html" onclick="window.open('http://www.jeinou.com/photo/2008/07/tsuga_8_image31.html','popup','width=573,height=450,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0'); return false"><img src="http://www.jeinou.com/photo/2008/07/tsuga_8_image3-thumb.jpg" width="229" height="180" alt="図１　：植付け機構" /></a>　　<a href="http://www.jeinou.com/photo/2008/07/tsuga_8_image4.html" onclick="window.open('http://www.jeinou.com/photo/2008/07/tsuga_8_image4.html','popup','width=641,height=511,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0'); return false"><img src="http://www.jeinou.com/photo/2008/07/tsuga_8_image4-thumb.jpg" width="225" height="180" alt="写真５　：植付け機構" /></a>
<font color="#000099">左　図１：植付け機構　／　右　写真５：植付け機構</font>


　Ｂｕｄ ｏｆ Ｃａｌｉｆｏｒｎｉａ<font color="red">※２</font>　において、１９８７年に４株／秒の植付け速度が実証され、１９８９年には、８条型と４条型が開発されました。

　１日１０時間の作業で、セロリの場合、８条型とフォークリフト１台で、１４人の作業者によって６ｈａ／日、カリフラワーの場合、４条型とフォークリフト１台で、８人の作業者によって９．３ｈａ／日の移植を行うことができます。慣行の半自動移植機に比べて、３～４倍の能率とされていました。

　生産農場の専従エンジニアが、このような大型で複雑な機械を開発し、自家用として各機種とも数台が利用されていました。広大な土地に見合った高能率な移植機の後を何人もが追いかけて、苗を補植していきます。果てしなく広い畑の末端で機械が回行する枕地にも、隅々までていねいに人力で捕植をしている作業が印象的でした。


　その後、日本でも<a href="http://brain.naro.affrc.go.jp/iam/Seika/h0703.htm"target=_blank>新しいプロジェクト</a>が進み、キャベツ・白菜・レタスの乗用型全自動移植機が開発され、企業３社が商品化しました。植付部は百足形ではなく、両手形（２条植）でした。


<font color="red">※１</font>　サリナス（Ｓａｌｉｎａｓ） 
アメリカ合衆国カリフォルニア州にあり、肥沃で豊かな農業に向いた土壌で世界最大の野菜産地、レタス、ブロッコリー、苺、カリフラワー、セロリなど多くの農産物が日本など世界に向けて輸出されている。

<font color="red">※２</font>　<a href="http://www.geog.or.jp/journal/back/pdf114-4/p525-548.pdf"target=_blank>サリナスバレーにおける野菜栽培とサラダ加工会社の広域的展開</a>：斎藤功・矢ヶ﨑典隆、Ｊｏｕｒｎａｌ ｏｆ Ｇｅｏｇｒａｐｈｙ １１４ ４） ５２５－５４８ ２００５ 


（文中の画像をクリックすると大きく表示されます）
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         <link>http://www.jeinou.com/column/tsuga-konosuke/2008/08/04/110010.html</link>
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                  <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#category">つが　こうのすけ</category>
        
        
         <pubDate>Mon, 04 Aug 2008 11:00:10 +0900</pubDate>
      </item>
            <item>
         <title>ぐるり農政　【１３】</title>
         <description><![CDATA[<b>Ｇ８サミットよりローカルサミット</b>

　　　　　明治大学客員教授　村田　泰夫

　
　７月中旬、北海道帯広市で<b>「とかちローカルサミット」</b>が開かれた。「持続可能な社会をつくる元気ネット」などのＮＰＯ法人が主催し、地元の帯広商工会議所青年部が裏方を担った。全国から地域おこしや農業、環境に関心のある市民はもちろん、大学の先生・学生、産業界、中央官庁の若手官僚ら約１６０人が、手弁当で参加した。


　その１週間前、同じ北海道の洞爺湖で開かれたグローバルな主要国首脳会議「Ｇ８サミット」の向こうを張って、「ローカル」と銘打ったのはいうまでもない。

<a href="http://www.jeinou.com/photo/2008/07/murata_nousei13_image_1.html" onclick="window.open('http://www.jeinou.com/photo/2008/07/murata_nousei13_image_1.html','popup','width=400,height=600,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0'); return false"><img src="http://www.jeinou.com/photo/2008/07/murata_nousei13_image_1-thumb.jpg" width="106" height="160" alt="" class="pict" align="right" hspace="10" vspace="10"/></a>
　とかちローカルサミットのキーワードは<b>「持続可能な地域」</b>であった。そのキーワードのもと、「食」「経済」「まちづくり」「金融」「環境」「教育」の６つのテーマに分かれて、熱心な討論が繰り広げられた。

　私が参加した「持続可能な地域と食」をめぐるセッションの一部を紹介しよう。モデレーターは、農水省の若きエース官僚、長野麻子さんがつとめた。


　いまの日本は<b>「いのちと農」の循環の輪が壊れている</b>。食料自給率３９％という数字がそれを象徴している。低い食料自給率は、他国の食料を奪っているだけでなく、国内の地域資源を十分に使っていないことの表れである。また、地域資源を無駄にしていると、国内の地域社会が維持されなくなり、人と人、人と自然のつながりが壊れていってしまう。

　そればかりではない。日本は海外から６０００万トンもの食料を輸入して、世界一のフードマイレージを負荷することで、世界の食料危機と地球温暖化を加速してしまっている。


　この問題に、グローバルサミットは有効な対応方針を打ち出せたのだろうか。

　サミットは第一次オイルショック後の世界不況にどう対処するか、ディスカール・デスタン仏大統領の提唱で１９７５年に第１回目の会合が開かれた。その後の通貨危機、第二次オイルショック、国際的なテロ、地球環境問題など、この三十数年間それなりに取り組んできた。

　いま世界は「第三次オイルショック」といわれている。原油価格と食料価格の高騰で、先進国はインフレの危機に悩まされ、貧しい途上国は飢餓の危機に直面していることから、今回の洞爺湖サミットでは「食料問題」が主要議題のひとつに掲げられた。

<a href="http://www.jeinou.com/photo/2008/07/murata_nousei13_image_2.html" onclick="window.open('http://www.jeinou.com/photo/2008/07/murata_nousei13_image_2.html','popup','width=400,height=600,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0'); return false"><img src="http://www.jeinou.com/photo/2008/07/murata_nousei13_image_2-thumb.jpg" width="106" height="160" alt="" class="pict" align="left" hspace="10" vspace="10"/></a>
　しかし、グローバルサミットでは解決の糸口は見つけられなかった。
　トウモロコシ、小麦、大豆など穀物相場高騰の要因であるバイオ燃料生産の歯止め策も、原油や穀物市場に流れ込んで実需とかけ離れた高い相場を吊り上げてきた投機マネーの規制策も、米国の反対で打ち出せなかった。

　そもそも、今回の世界的な経済的危機の根源は、米国のサブプライムローンの破綻をきっかけとした金融不安にある。こうした世界的な金融危機に有効な対応策を打ち出す場がサミットだったにもかかわらず、今回の洞爺湖サミットでは本格的な議論すらおこなわれなかった。


　地球規模で考えて、地域で自分にできることを実行する―この<b>「シンク・グローバリー、アクト・ローカリー」</b>の考え方で、こつこつ積み重ねていくしかない。そこで、私たちローカルサミットに集まった人たちは「持続可能な地域と食」を考えるにあたって、次のようなアクション・プログラムを打ち出した。

●外国頼みとせず食料の国内供給力を高める
●市民と連帯して国内農業を維持する仕組みを創設する
●消費者として日本の農業、食を買い支える
●本物の味がわかる味覚教育、食品の値段の意味を知る教育をする
●市民それぞれが地域の資源を生かし、食と農林水産業のためにできることを実践し、失われたつながりを取り戻すことで、持続可能な社会を構築する
（２００８．７．２５）]]></description>
         <link>http://www.jeinou.com/column/murata-yasuo/2008/07/28/140019.html</link>
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                  <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#category">むらた　やすお</category>
        
        
         <pubDate>Mon, 28 Jul 2008 14:00:19 +0900</pubDate>
      </item>
            <item>
         <title>青虫の足あと　【１６】</title>
         <description><![CDATA[<b>農家のための農家ツアー</b>

　　　　山田早織


ある日、一本の電話が。

「私たち、朝市グループで視察をしたいと思うのですが、山田さんとこの土作りや
その土を使った野菜作りを見せてもらえませんかー」と。

そんなにマジメに仕事をしているわけではない私は一瞬悩むが
“みんなのとこに連れていけば自分はしゃべらなくてすむじゃん”と、
腹黒く農家ツアーを決定。

<a href="http://www.jeinou.com/photo/2008/07/yamada_16_image1.html" onclick="window.open('http://www.jeinou.com/photo/2008/07/yamada_16_image1.html','popup','width=240,height=180,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0'); return false"><img src="http://www.jeinou.com/photo/2008/07/yamada_16_image1-thumb.jpg" width="160" height="120" alt=""class="pict" align="right" hspace="10" vspace="10"/></a>


１日で６軒をまわり、お昼は地産地消弁当を。
各農家さん（行き先）には少しのお礼を渡す。
そのかわり、そこで作っているものをお土産にいただき
味見をするというスペシャルな企画（でもないか・・）


一軒目からカリスマ農家さんへ行く。
農家さんたち（とはいってもほとんどおばあちゃんに近い）
を、連れて農家さんに行くのって・・・って？　少しどうかと思っていたけど
みんな目はキラキラ。
消毒の薬、農薬の名前などがポンポン飛びかう。
バスに戻れば「すずきさまぁ～」と　もはや教祖さま状態。

<a href="http://www.jeinou.com/photo/2008/07/yamada_16_image2.html" onclick="window.open('http://www.jeinou.com/photo/2008/07/yamada_16_image2.html','popup','width=240,height=180,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0'); return false"><img src="http://www.jeinou.com/photo/2008/07/yamada_16_image2-thumb.jpg" width="160" height="120" alt="" class="pict" align="left" hspace="10" vspace="10"/></a>


う～ん。　なんと言うことか。
行き先の人選がよかったのか（ここで自分をほめる）
２軒目以降もみんなキャピキャピ。そりゃね。男前をそろえましたからね！

でも、ちょっとびっくり。みんな、こんなに人の作り方に興味があったんだ！！
それに、どんなところに行っても楽しめるこのパワー。
本当に感心したっ。
エネルギーをもらうような、逆にすいとられるような、そんな一日でした。


帰りに　みなさんが作っている野菜やわらび餅、
そして寄せ書き（いつ書いたのっっ）を頂きました。
心があたたまり、なんだかなつかしい気持ちになりました。

（でも　ツアー中は、誰も私にかまってくれない。ステキな方々でした（笑））
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         <link>http://www.jeinou.com/column/yamada-saori/2008/07/28/091808.html</link>
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                  <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#category">やまだ　さおり</category>
        
        
         <pubDate>Mon, 28 Jul 2008 09:18:08 +0900</pubDate>
      </item>
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         <title>ＥＺＯからのおいしい便り　【１４】</title>
         <description><![CDATA[　<font size="+1"><b>食卓が見える家庭菜園</b></font>

　　　　農村ライター　長尾道子


　　小麦の穂が黄金色に色づき、もうすぐ収穫を迎える季節になりました。稲穂や大豆、小豆やてんさい（砂糖大根）は一段と濃い緑になり、じゃがいもは白や薄紫の可憐な花を満開に咲かせています。

　農業が作り出すこの景色は、我が家から少し車を走らせると目の前にどーんと広がります。特に、私が育った十勝地方では、その畑の大きさや広さは半端じゃないほど大きい！　子供のころから見慣れた景色とはいえ、その美しさとダイナミックさにはいつも感動を覚えます。

<a href="http://www.jeinou.com/photo/2008/07/nagao_14_image2.html" onclick="window.open('http://www.jeinou.com/photo/2008/07/nagao_14_image2.html','popup','width=600,height=402,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0'); return false"><img src="http://www.jeinou.com/photo/2008/07/nagao_14_image2-thumb.jpg" width="160" height="107" alt="田んぼの風景　広さは２ｈａ！" class="pict" align="left" hspace="10" vspace="10"/></a>


北海道ならではの広大な景色も大好きなものの１つですが、それとは対照的な、小さな場所で様々なものを植えている家庭菜園の風景もまた、私の大好きな景色の１つです。


　農家の大きな畑もそうですが、家庭菜園には、一目見てその家庭の食卓の様子がわかったり、管理している人の人柄が見えてきたりする楽しみがありますよね。私自身も小さな庭に幾つかの野菜を植えていますが、どれもよく料理に使うものばかり。母も義父も植えるものが少しずつ違うので、畑の表情も当然、違ってきます。それがまた、面白いのです。


自分で畑をやるようになってから、買い物の途中で野菜畑を発見すると立ち止まり、しばらく佇んで眺めてしまうように。そして、「もう水菜が食べごろだ」「あ、追い蒔きしている。何を蒔いたんだろう？」「ここは去年もかぼちゃがあったなぁ」「トウが立ってる。気候のせいかな？　それとも蒔きすぎたのかな？」「トマトばっかりだ。トマトが好きなんだなぁ」と勝手に妄想しているのです。


<a href="http://www.jeinou.com/photo/2008/07/nagao_14_image3.html" onclick="window.open('http://www.jeinou.com/photo/2008/07/nagao_14_image3.html','popup','width=600,height=402,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0'); return false"><img src="http://www.jeinou.com/photo/2008/07/nagao_14_image3-thumb.jpg" width="160" height="107" alt="" class="pict" align="right" hspace="10" vspace="10"/></a>

　ＪＲに乗ると、線路沿いに野菜畑が続くところを眺めるのも癖になってしまいました。十数年前だったでしょうか、通学だったか、通勤だったか忘れてしまいましたが、ある日、なんとなく窓の外を眺めていると、せっせと土を起こしている人を見かけたのです。


　そのときは「朝からこんなところを耕しているんだ」くらいにしか感じませんでした。ところが、毎日見ていくうちに、ビニールシートがはずされ、苗が大きくなり、夏には緑一色だった畑が、赤や黄色、紫色などの実を実らせ…たまに作業している人がいると、妙に見入ってしまったりして。


　近所のホームセンターの菜園コーナーは、年々苗や肥料などが充実し、購入する人も増えているようです。本州でも家庭菜園は秘かなブームなのだとか。

　ただ食べるだけでなく、徐々に育っていく姿を眺めながら新鮮な野菜を家族でいただく…当たり前のことかもしれませんが、今の時代、こんな贅沢はありませんよね。


　ガソリンをはじめ、食料品や公共料金、生活必需品、外食など、すべてにおいて値上げのご時勢ですが、そんな中でも少しでも楽しみを見つけて、心豊かに暮らしていきたい。そのためにも、庭やプランターに、食べたい野菜の種を蒔き、育てる喜びをあらゆる面から楽しんでみたいと思っています。


<a href="http://www.jeinou.com/photo/2008/07/nagao_14_image1.html" onclick="window.open('http://www.jeinou.com/photo/2008/07/nagao_14_image1.html','popup','width=300,height=400,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0'); return false"><img src="http://www.jeinou.com/photo/2008/07/nagao_14_image1-thumb.jpg" width="120" height="160" alt="実家の畑のハスカップ" class="pict" align="left" hspace="10" vspace="10"/></a>

<font color="#8B0000"><b>《今回のおいしいモノ》</b>

　実家の畑のハスカップ（＝北海道の自生している果実。アイヌの人々が、不老長寿の妙薬として珍重したと言われている）やラズベリーが色づき始め、朝からせっせと摘んではそのまま食べたり、ジャムにしています。もうすぐブルーベリーも色づくかしら？

　身の周りで採れる果実で作るジャムはとってもおいしいし、それを作るひとときは幸せな時間なのです。</font>



]]></description>
         <link>http://www.jeinou.com/column/nagao-michiko/2008/07/23/133053.html</link>
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                  <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#category">ながお　みちこ</category>
        
        
         <pubDate>Wed, 23 Jul 2008 13:30:53 +0900</pubDate>
      </item>
            <item>
         <title>ヒゲ親父が語る天敵の話　【４】</title>
         <description><![CDATA[<b>天敵資材のサンプリング</b>

　　　　　山中　聡


　カスガマイシンという殺菌剤をご存知でしょうか。

　これは、春日大社（奈良市）の土壌サンプルから分離された放線菌の一種が産生する抗生物質を、実用化したものです。新規微生物や新規物質の命名には、<b>サンプリングした場所の名前</b>をつけています。

<a href="http://www.jeinou.com/photo/2008/06/IMG_0343.html" onclick="window.open('http://www.jeinou.com/photo/2008/06/IMG_0343.html','popup','width=400,height=300,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0'); return false"><img src="http://www.jeinou.com/photo/2008/06/IMG_0343-thumb.jpg" width="160" height="120" alt="サイコのさなぎ" class="pict" align="right" hspace="10" vspace="10"/></a>


　前回掲載したＢＴ剤のバチルス チューリンゲンシスも、ドイツ・チューリンゲンの穀物倉庫で見つけられ、メイガの一種から分離されたために名付けられたものです。

　このＢＴ菌は、実はドイツで発見される１０年以上前に、日本の石渡繁胤先生が、カイコの卒倒病を引き起こす菌、としてバチルス ソットーと命名していましたが、国際的な発表をしていなかったために、バチルス チューリンゲンシスの方が、広く一般的になったものです。<font color="#000099">（写真　右：カイコのさなぎ）</font>

　新規微生物の発見は、医薬分野だけでなく、化学、農薬学等あらゆる分野の研究の基礎として、現在でも盛んに行われています。


　研究に携わる人たちは、出張でも遊びでも、外出時にはスプーン（薬さじ）とビニール袋を持って行き、見知らぬ土地の土壌を採集して帰ってきます。

　私も数百点のサンプルを採集し、大きな荷物を抱えて帰ったこともありますし、空港の手荷物検査で、かばんの中からコガネムシの幼虫や土が出てきて、いぶかしげに思われたこともありました。

<img alt="" src="http://www.jeinou.com/photo/2008/06/eyes0045-2.jpg" width="120" height="160" class="pict" align="left" hspace="10" vspace="10"/>

　何かがいそうなところには特徴があるか？　と聞かれることがありますが、畑地のように手の入っている場所とそうでない場所、森林でも、広葉樹の含まれる雑木林と人工植林された杉、檜が多い針葉樹林では、土壌サンプルから出てくる微生物にも違いがあるようです。


　一般微生物を土壌サンプルから分離する場合には、土壌を水に溶かして、その希釈液をシャーレ等の培地に塗布し、培養することで、目的とする微生物を拾い上げていくことができます。


　昆虫病原性の線虫や糸状菌を拾い上げる場合には、土壌をフィルムケースやアイスクリームカップ等の容器に詰めて、直接ガの幼虫を容器に放り込み、しばらく放置しておくと、害虫が感染した状態になっていることもあります。

　こう言うと簡単なように見えますが、拾い上げた後、本当に実用化される素材はごくわずかです。


　天敵昆虫類を集めて利用する農家があると聞きますが、微生物を自分たちで集めて利用することは、なかなか困難です。微生物でも天敵昆虫でも、<b>商業生産されたものを利用するほうが労力的、経済的、品質の面でも効率的</b>といえると思います。


（※画像をクリックすると大きく表示されます）
]]></description>
         <link>http://www.jeinou.com/column/yamanaka-satoshi/2008/07/14/091818.html</link>
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                  <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#category">やまなか　さとし</category>
        
        
         <pubDate>Mon, 14 Jul 2008 09:18:18 +0900</pubDate>
      </item>
            <item>
         <title>ぐるり農政　【１２】</title>
         <description><![CDATA[<b>食料の輸出規制は強要できるのか</b>

　　　　　明治大学客員教授　村田　泰夫

　
　７月に北海道で開かれる先進国首脳会議（Ｇ８）、いわゆる「洞爺湖サミット」で、<b>「食料輸出規制」問題</b>が取り上げられる。小麦、米などの穀物が大幅に値上がりしているのは、食料輸出国が穀物の輸出を禁止したり輸出税をかけたりしているためであり、そうした輸出規制措置を撤廃すべきだというのが、食料輸入国である日本の立場である。

<img alt="" src="http://www.jeinou.com/photo/2008/07/murata_nousei12_image_1.jpg" width="113" height="170"  class="pict" align="right" hspace="10" vspace="10"/>


　食料の輸出規制をしている国は、農林水産省の調べでは十数カ国にのぼる。ロシアや中国が小麦などを対象に輸出税をかけている。インドは米と小麦の輸出を禁止。アルゼンチンは小麦の輸出手続を停止し、牛肉の輸出に枠を設定。ベトナムは、既契約や政府契約を除く米の輸出を禁止している。


　食料価格の高騰には、さまざまな要因がからんでいる。

　まず、米国がトウモロコシを原料にしたバイオエタノールの生産を増強したことである。家畜の飼料として栽培されてきたトウモロコシが、ガソリンの代替燃料生産の原料として高値で取引されることになって、米国の農業者がトウモロコシの作付けを増やすため、大豆や小麦の作付けを減らした。さらに、オーストラリアでの２年連続の干ばつ被害が重なって、穀物の国際相場が高騰した。


　そこに「勝機」とみた投機資金が流入して、穀物価格は一気に吹き上がった。アジア、アフリカなど貧しい途上国では、可処分所得に占める食費の割合（エンゲル係数）が高く、食料価格の上昇はそのまま「飢える」につながりかねない。


　そうした穀物価格の高騰に拍車をかける役割を果たしたのが、穀物輸出国による輸出規制である。貿易に出回る穀物が減ると予測されれば、値上がりするのは当然の成り行きである。

<img alt="" src="http://www.jeinou.com/photo/2008/07/murata_nousei12_image_2.jpg" width="113" height="170" class="pict" align="left" hspace="10" vspace="10"/>

　ベトナムが米の輸出を禁止したことが、フィリピンでの米不足の一因であるといわれる。マニラでは「米よこせ」デモが頻発し、政権の危機にも発展した。途上国での社会不安や飢餓を招かないためにも、輸出規制は好ましくない。サミットなどの場で、穀物輸出規制の撤廃を話し合うことは必要なことだ。「食料輸入大国」である日本が、今後も安定的に食料を確保するためにも、そうした問題提起をすることは当然でもある。


　でも、よくよく考えると、<b>「輸出規制をやめろ」とは強要できない</b>のではないかと思えてくる。

　そもそも、輸出規制は食料価格が高騰した結果であり、加速させたとはいえ、原因ではない。また、輸出規制をしている国は、ロシアや中国を除くと、途上国に多い。彼らが食料輸出を規制する理由は「国内での食料確保」であったり「国内での食料インフレの防止」であったりする。


　国際価格が高騰している状況で、放置しておくと食料が輸出に回され、国内で品薄となって価格が上昇すればインフレを招き、政情不安の一因になりかねない。だから、そうした国々で輸出規制に踏み切っているのである。米の輸出を禁止したインドは「国内での価格安定」を理由に挙げ、ベトナムは「病虫害による不作による米不足懸念」を理由に挙げている。

　穀物の量の確保に懸念が生じた際、自国民の食料確保を優先するのは当たり前である。自国民が飢えているのに、海外に輸出する「お人よし」の政府があるとは思えない。


　食料の輸出規制を安易に発動すべきでない、ことを輸出国に求めるのに異存はない。しかし、いざというときには自国民向けの食糧確保を優先するものであり、食料輸入国としては<b>「いざという時こそ、食料は手に入らない」</b>と覚悟しておいたほうがいい。


　その上で、国内で最低限の食料を確保できる手段を用意しておくことが肝要である。つまり、農作物をつくる生産手段である農地と、それを耕す担い手を、ふだんから確保しておくのである。この<b>「国内供給力」の確保こそ、食料安全保障の要諦</b>である。国民に食料を安定的に供給することは、国土の防衛とともに、国家に求められる必要最低限の責務である。　（２００８・７・０１）
]]></description>
         <link>http://www.jeinou.com/column/murata-yasuo/2008/07/02/105935.html</link>
         <guid>http://www.jeinou.com/column/murata-yasuo/2008/07/02/105935.html</guid>
                  <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#category">むらた　やすお</category>
        
        
         <pubDate>Wed, 02 Jul 2008 10:59:35 +0900</pubDate>
      </item>
            <item>
         <title>青虫の足あと　【１５】</title>
         <description><![CDATA[<b>上品なベタ売り</b>

　　　　山田早織


６月の上旬、静岡伊勢丹にて「静岡うまいもの市」のようなものが開催されました。
静岡とはいえども　広い！　伊豆も静岡だもん。


<a href="http://www.jeinou.com/photo/2008/06/yamada_15_image3.html" onclick="window.open('http://www.jeinou.com/photo/2008/06/yamada_15_image3.html','popup','width=300,height=215,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0'); return false"><img src="http://www.jeinou.com/photo/2008/06/yamada_15_image3-thumb.jpg" width="160" height="114" alt="" class="pict" align="left" hspace="10" vspace="10"/></a>

いろいろなものが並びました。天城のわさび・・・富士の方の牛乳・・
静岡のおすし、大人気のロールケーキやフルーツゼリー。
そしてトマト。

そう。私は一週間トマトを売りました。


いつもホテル等に納品させて頂いているトマト。
一軒の農家さんが独自の品種改良を重ね作る
「夢のようなトマト」の『夢トマト』。
ちっちゃくてカラフルでおいしい『カラートマト』。

<a href="http://www.jeinou.com/photo/2008/06/yamada_15_image1.html" onclick="window.open('http://www.jeinou.com/photo/2008/06/yamada_15_image1.html','popup','width=600,height=450,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0'); return false"><img src="http://www.jeinou.com/photo/2008/06/yamada_15_image1-thumb.jpg" width="160" height="120" alt="" class="pict" align="right" hspace="10" vspace="10"/></a>


ジュエリーケースのようなショーケースにかわいくキレイにディスプレイ。
小売りをほとんどせず、直接某有名ケーキやさんや
レストランと取引をしているトマトです。


まさか　デパートでトマトを売ることになるなんて。
正直どうかと思いました。
その辺の朝市で売るのとわけが違う。
価格だってけっして安くない。
初めは様子見。
とりあえず並べるだけ。


「へ～トマト？！　キレイ～」の反応のみで通りすぎる人々。
<font color ="red" size="+1"><b>メラッ！！</b></font>
「売る」気に火がついた。
デパートでトマト、　売ってやろうじゃん。
試食を出す。声を出す。精を出す。


<a href="http://www.jeinou.com/photo/2008/06/yamada_15_image2.html" onclick="window.open('http://www.jeinou.com/photo/2008/06/yamada_15_image2.html','popup','width=600,height=450,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0'); return false"><img src="http://www.jeinou.com/photo/2008/06/yamada_15_image2-thumb.jpg" width="160" height="120" alt="" class="pict" align="left" hspace="10" vspace="10"/></a>

キレイなディスプレイと　かわいいラッピングとベタな売り方。
「お母さん、ちょっと食べてみ？  ふだん小売りしてないで
期間限定だに！」こういう時、方言は使える。


試食をし、納得したお客さまは買ってくれる。
３日連続で買いに来て下さる方もいた。

「売る」ってすごい。

難しくて、大変で、かけ引きで。
楽しい
人と人のコミュニケーションの１つ。
売る　買う


もっともっといろいろな方法を試してみたい。
農産物の売り方を
もっともっと楽しくしたい。

（結局、会場中のものを買ってしまい、おこづかいピンチ！　）
]]></description>
         <link>http://www.jeinou.com/column/yamada-saori/2008/06/26/091850.html</link>
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                  <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#category">やまだ　さおり</category>
        
        
         <pubDate>Thu, 26 Jun 2008 09:18:50 +0900</pubDate>
      </item>
            <item>
         <title>農業機械よもやま話　【７】</title>
         <description><![CDATA[<b>“テデトール”と防除機</b>

　　　　津賀　幸之介　

　
　家庭園芸を楽しまれている方が、「我が家は“テデトール”で防除できるから安心だ」と話されていました。

　害虫や雑草は手でつまみ取るのでしょう。たぶん病害についても、自然農薬<font color="red">※１）</font>の利用や耕種法など、“家庭版”総合防除<font color="red">※２）</font>を実行されているのだと思います。

<a href="http://www.jeinou.com/photo/2008/06/%E5%86%99%E7%9C%9F1%E3%83%88%E3%83%9E%E3%83%88.html" onclick="window.open('http://www.jeinou.com/photo/2008/06/%E5%86%99%E7%9C%9F1%E3%83%88%E3%83%9E%E3%83%88.html','popup','width=570,height=429,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0'); return false"><img src="http://www.jeinou.com/photo/2008/06/%E5%86%99%E7%9C%9F1%E3%83%88%E3%83%9E%E3%83%88-thumb.jpg" width="160" height="120" alt="トマト青果" class="pict" align="right" hspace="10" vspace="10"/></a>


　小面積で短時間に行えるときは、“テデトール”は有効です。しかし、業として行うにはたいへんな労力を必要とし、また不確実でもあるため、大面積に短時間で農薬を散布・施用できる防除機が活躍してきました。

　そして、病害虫の大発生や細菌の蔓延が予測される場面では、薬剤散布が重要な作業となっています。


　水田での日本初の薬液散布は江戸時代で、おけの中の油をほうきで振りかけ、水田に落ちる害虫を油膜で防除したものとされています。

　その後、明治時代には人力噴霧機を輸入、大正時代に国産化されました。

　第二次世界大戦以後は、農業労働力の減少とともに動力噴霧機による共同防除が奨励され、防除機も、農薬の発展とともに食糧増産へ貢献してきたのです。防除機と農薬は、鉄砲とタマの関係と同じく重要で、液剤、粉・粒剤、くん煙剤など農薬の剤型等の発展とともに、いろいろな防除機が普及してきました。

<a href="http://www.jeinou.com/photo/2008/06/IMG_0894_1.html" onclick="window.open('http://www.jeinou.com/photo/2008/06/IMG_0894_1.html','popup','width=600,height=450,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0'); return false"><img src="http://www.jeinou.com/photo/2008/06/IMG_0894_1-thumb.jpg" width="160" height="120" alt="ブームスプレーヤ" class="pict" align="left" hspace="10" vspace="10"/></a>


　最近では、環境や安全面に対する配慮が重要視され、防除機には、農薬の目的外飛散（ドリフト）を最小限にして、防除効果を維持できる散布技術の開発が求められるようになりました。


　平成１５年に農薬取締法と食品衛生法が改正され、平成１８年からポジティブリスト制度<font color="red">※３）</font>が導入されたことで、農薬の不適切な使用のみならず、農薬飛散に起因する近接作物への農薬残留が生じないよう、散布する器具や散布方法にこれまで以上の十分な配慮が必要となりました。


　そのため、たとえば、慣行と同等の能率で作業ができ、防除効果を確保しつつ、漂流、飛散しやすい農薬微細粒子を大幅に<a href="http://brain.naro.affrc.go.jp/e/Seika/h1702.htm"target=_blank>低減したドリフト低減型ノズルが開発</a>され、普及が推進されています。


<a href="http://www.jeinou.com/photo/2008/06/%E5%86%99%E7%9C%9F5-1.html" onclick="window.open('http://www.jeinou.com/photo/2008/06/%E5%86%99%E7%9C%9F5-1.html','popup','width=580,height=335,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0'); return false"><img src="http://www.jeinou.com/photo/2008/06/%E5%86%99%E7%9C%9F5-1-thumb.jpg" width="170" height="98" alt="田植え同時薬剤散布" class="pict" align="right" hspace="10" vspace="10"/></a>

　また、粒剤では、ドリフトの心配も少なく、水稲育苗の播種時に育苗マットに施用する方式や、田植機の苗載せ台のマット苗に施用する方式のものが開発され、これに対応できる散粒機が普及し始めています。田植え同時作業で省力化され、均一散布で目的外飛散も少なく、注目されています。


　このように、防除機は、今後も農薬製剤の開発動向と密接な連携を取り、総合防除（ＩＰＭ）についても関連しながら発展していくと思われます。


<a href="http://www.jeinou.com/photo/2008/06/%E5%86%99%E7%9C%9F6.html" onclick="window.open('http://www.jeinou.com/photo/2008/06/%E5%86%99%E7%9C%9F6.html','popup','width=670,height=493,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0'); return false"><img src="http://www.jeinou.com/photo/2008/06/%E5%86%99%E7%9C%9F6-thumb.jpg" width="163" height="120" alt="虫食いブロッコリー" class="pict" align="left" hspace="10" vspace="10"/></a>

　ところで、昨年、我が家の狭い庭に植えたブロッコリー苗の葉っぱは、“テデトール”では追いつかず、いつも見事に虫に喰われ、丸坊主でした。

　春先には回復し、やっと小さな花芽をつけ収穫することができましたが、葉っぱは穴だらけ、鳥たちに喰われていました。


<font color="red">※１）</font><font color="#000099"><b>自然農薬</b>：
　化学合成された薬品ではなく、自然素材（有機質）で作った農薬。その多くは緩効性であり、生態系と協調し、時間の経過と共に分解される。減農薬の一助として有効。</font>

<font color="red">※２）</font><font color="#000099"><b>総合防除</b>：
　総合的病害虫・雑草管理（Ｉｎｔｅｇｒａｔｅｄ　Ｐｅｓｔ Ｍａｎａｇｅｍｅｎｔ）とは、化学農薬だけでなく、経済性を考慮しながら、様々な防除技術（耕種的防除・化学的防除・生物的防除）を組み合わせ、病害虫や雑草の発生を抑制すること。</font>

<font color="red">※３）</font><font color="#000099"><b>ポジティブリスト制</b>：
　基準が設定されていない農薬等が一定量以上含まれる食品の流通を原則禁止する制度。「食品衛生法などの一部を改正する法律」（平成１５年法律第５５号、平成１５年５月３０日公布）。その前までは、残留してはならないものを示すネガティブリスト制度を採用していたため、基準が設定されていない農薬については、いくら残留があっても規制できず、食の安全確保上の大きな課題となっていた。</font>


（文中の画像をクリックすると大きく表示されます）

]]></description>
         <link>http://www.jeinou.com/column/tsuga-konosuke/2008/06/23/091832.html</link>
         <guid>http://www.jeinou.com/column/tsuga-konosuke/2008/06/23/091832.html</guid>
                  <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#category">つが　こうのすけ</category>
        
        
         <pubDate>Mon, 23 Jun 2008 09:18:32 +0900</pubDate>
      </item>
            <item>
         <title>ヒゲ親父が語る天敵の話　【３】</title>
         <description><![CDATA[<b>いろいろな種類があるＢＴ剤</b>

　　　　　山中　聡


　<b>ＢＴ剤</b>という言葉をご存知でしょうか？

　ＢＴとは、昆虫に病気を引き起こす<b>バチルス チューリンゲンシス（Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｔｈｕｒｉｎｇｉｅｎｓｉｓ）菌</b>の頭文字をとったものです。

<a href="http://www.jeinou.com/photo/2008/06/yamanaka_3_image.html" onclick="window.open('http://www.jeinou.com/photo/2008/06/yamanaka_3_image.html','popup','width=217,height=259,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0'); return false"><img src="http://www.jeinou.com/photo/2008/06/yamanaka_3_image-thumb.jpg" width="150" height="180" alt="バチルスチューリンゲンシス菌の殺虫性結晶蛋白　（１μmは１mmの１０００分の１）" /></a>
<font color="#000099">写真　：バチルスチューリンゲンシス菌の殺虫性結晶蛋白　（１μmは１mmの１０００分の１）</font>


　このＢＴ剤は<b>チョウ・ガ類の幼虫に対して病原性を示し</b>生物的防除資材として利用されています。いろいろな商品名が存在しますが、利用現場では、“ＢＴ剤”としてひとくくりで扱われています。


　しかし、全ての剤が同じ菌ではありません。

　ＢＴ菌には幾つもの亜種があり、菌が産生する昆虫病原性の毒性たんぱく質の種類により、<b>大型のハスモンヨトウやオオタバコガに有効な「アイザワイ系統」</b>と、<b>コナガやアオムシに有効な「クルスタキ系統」</b>とがあります。

<a href="http://www.jeinou.com/photo/2008/06/yamanaka_3_konaga1.html" onclick="window.open('http://www.jeinou.com/photo/2008/06/yamanaka_3_konaga1.html','popup','width=408,height=273,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0'); return false"><img src="http://www.jeinou.com/photo/2008/06/yamanaka_3_konaga1-thumb.jpg" width="158" height="106" alt="コナガの幼虫" /></a> <a href="http://www.jeinou.com/photo/2008/06/yamanaka_3_konaga2.html" onclick="window.open('http://www.jeinou.com/photo/2008/06/yamanaka_3_konaga2.html','popup','width=414,height=273,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0'); return false"><img src="http://www.jeinou.com/photo/2008/06/yamanaka_3_konaga2-thumb.jpg" width="160" height="106" alt="コナガ成虫" /></a> <a href="http://www.jeinou.com/photo/2008/06/yamanaka_3_aomushi.html" onclick="window.open('http://www.jeinou.com/photo/2008/06/yamanaka_3_aomushi.html','popup','width=414,height=273,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0'); return false"><img src="http://www.jeinou.com/photo/2008/06/yamanaka_3_aomushi-thumb.jpg" width="160" height="106" alt="アオムシ" /></a>
<font color="#000099">写真　左：コナガ幼虫 ／ 中：コナガ成虫 ／ 右：アオムシ</font>


　また、系統は一緒でも、菌株が異なると、その活性の強さも違います。

　キャベツ、はくさい等アブラナ科作物では、コナガ、アオムシが主要害虫となり、クルスタキ系統を中心とした体系が組まれていますが、レタス等オオタバコガやハスモンヨトウが主要害虫の場合には、アイザワイ系統のＢＴ剤を利用すると効果的です。

<a href="http://www.jeinou.com/photo/2008/06/yamanaka_3_hasumonyotou.html" onclick="window.open('http://www.jeinou.com/photo/2008/06/yamanaka_3_hasumonyotou.html','popup','width=640,height=426,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0'); return false"><img src="http://www.jeinou.com/photo/2008/06/yamanaka_3_hasumonyotou-thumb.jpg" width="160" height="106" alt="ハスモンヨトウの幼虫" /></a> <a href="http://www.jeinou.com/photo/2008/06/yamanaka_3_ootabakoga.html" onclick="window.open('http://www.jeinou.com/photo/2008/06/yamanaka_3_ootabakoga.html','popup','width=640,height=426,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0'); return false"><img src="http://www.jeinou.com/photo/2008/06/yamanaka_3_ootabakoga-thumb.jpg" width="160" height="106" alt="オオタバコガ雌成虫" /></a>
<font color="#000099">写真　左：ハスモンヨトウ幼虫 ／ 右：オオタバコガ成虫（雌）</font>


　毒性たんぱく質が活性を示すには、条件があります。

　まず、毒性たんぱく質が、塩基性（ｐＨ１０付近）の消化液の中で溶解・部分分解されて、活性化します。この活性化されたたんぱく質が害虫の中腸細胞に結合し、細胞を破壊して害虫を殺します。

　活性化の程度、結合する活性化たんぱく質の量などは、ＢＴ剤の種類と相手となる昆虫の種類によって異なります。ですから、<b>ＢＴ剤の種類を的確に選択することと、作物に発生するガの幼虫の種類を知っておくことが、体系作りの基本</b>となります。


　ＢＴ菌の活性たんぱく質は４つの立体構造からなり、昆虫の細胞に結合する部分と、細胞に孔をあける役割をする部分があります。昆虫は、孔をあけられると中腸内に体液が逆流して正常機能が損なわれ、摂食停止から死に到ります。


　最近、昆虫の細胞には全く細胞毒性を示さず、ガン細胞に特異的に活性を示すＢＴ菌も見つかっています。このように、ＢＴ剤の研究は、応用昆虫学から医学まで、広い応用性が出てきているようです。

（※画像をクリックすると大きく表示されます）
]]></description>
         <link>http://www.jeinou.com/column/yamanaka-satoshi/2008/06/16/093718.html</link>
         <guid>http://www.jeinou.com/column/yamanaka-satoshi/2008/06/16/093718.html</guid>
                  <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#category">やまなか　さとし</category>
        
        
         <pubDate>Mon, 16 Jun 2008 09:37:18 +0900</pubDate>
      </item>
            <item>
         <title>ＥＺＯからのおいしい便り　【１３】</title>
         <description><![CDATA[　<font size="+1"><b>きまぐれお天道様</b></font>

　　　　農村ライター　長尾道子


　　振り返ると、５月の天気は本当に気まぐれでした。

　上着をはおらなくてもいいほどのポカポカ陽気の日もあれば、ストーブをつけないと風邪を引いてしまいそうなくらい寒い日が続いたり、この時季にはまずないであろう暴風雨に見舞われたり…。こんな天気は初めてです！

　５月は例年、安定した天候が続く月なのだそうです（とニュースで言ってました）が、今年は例外。
　私事ですが、妊婦（現在７カ月）＆引越し＆畑仕事＆執筆とバタバタしていたせいか、この天候に体がついていけず、体調を崩して寝込んでしまいました。
　そのため、５月に更新ができず…ごめんなさい。６月からはまた頑張りますね！！

<a href="http://www.jeinou.com/photo/2008/06/nagao_13_image3.html" onclick="window.open('http://www.jeinou.com/photo/2008/06/nagao_13_image3.html','popup','width=600,height=450,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0'); return false"><img src="http://www.jeinou.com/photo/2008/06/nagao_13_image3-thumb.jpg" width="160" height="120" alt="トマトの苗" class="pict" align="left" hspace="10" vspace="10"/></a>
　今年は春が早かったので、「まだ、早いけどなぁ」と渋る義父を説得して、５月中旬、実験的にトマトの苗を数本植えてみました。

　ビニールで囲い、風に当たらないよう植える場所を配慮したのですが、暴風で新芽が出てくる部分が折れたりこすれたり、その上、低温と長雨が続いてこじれてしまい、ほぼすべて枯れてしまいました。また苗を購入して、定植しなくてはいけません。

　元々農家で、長年畑仕事をしている義父の言うことを聞いておけばよかった…畑でボロボロになった苗を指して、「ほれみろ、雪解けが早くても植える時期はきまっているんだよ」と、義父。本当にがっかり、です。


　農家の方は時期を誤ることはしないでしょうけれど、新聞で「冷害」という言葉をみかけるこの頃、現実に冷害が起こらないよう、天に祈るしかありません。

　それにしても、ミャンマーのサイクロン、中国の大地震は死者を何万人も出し、オーストリアの干ばつは今も続き、世界各国で様々な自然災害が広がっています。日本でも、地震や台風などの予期せぬ災害が、毎年のように各地を襲っています。だからこそ、落ち着かない天候が続くと「今度は北海道か？」と思ってしまいます。

　スーパーなどで食料品の価格が軒並み高騰していることもあるせいか、経験したことのない『食糧危機』が目前まで来ている、そうなったときどうしたらいいんだろうという、言い知れぬ不安を感じることもあります。

<a href="http://www.jeinou.com/photo/2008/06/nagao_13_image1.html" onclick="window.open('http://www.jeinou.com/photo/2008/06/nagao_13_image1.html','popup','width=600,height=450,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0'); return false"><img src="http://www.jeinou.com/photo/2008/06/nagao_13_image1-thumb.jpg" width="160" height="120" alt="直売所" class="pict" align="right" hspace="10" vspace="10"/></a>


　食べるものをほとんど作っていない、作る技術も土地もない、山や川に入って食料を探す知識や知恵もない、食べ物を分けてくれるご近所づきあいもないからでしょうか…結婚して、子どもができたことで、より具体的に、真剣に考えはじめたのかもしれません。


　近所の直売所には、山菜や水菜や小松菜などの葉物野菜、玉ねぎやジャガイモなど越冬した根菜類、たまごや、様々な野菜の苗が並び、賑やかになってきました。

　採れたてで、地域の農家がつくる作物は、新鮮で本当においしい！　農家の方たちには、これからも食べ物を作り続けてほしいし、自分自身もできる限りつくっていきたい。
　そのためには、直売所を利用して、自分自身も義父に様々なことを学び、自然を感じながら無理なく日々暮らしていく。そうやって、できることからコツコツ取り組んでいくことで、不安を解消するしかないのでしょうね。


　直売所で買い物をしたり、ご近所さんからいただいたり、義父が採ってきた山菜を料理したり、すくすく育っている畑の作物の世話をしながら、そんなことを考えたのです。


<a href="http://www.jeinou.com/photo/2008/06/nagao_13_image2.html" onclick="window.open('http://www.jeinou.com/photo/2008/06/nagao_13_image2.html','popup','width=600,height=441,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0'); return false"><img src="http://www.jeinou.com/photo/2008/06/nagao_13_image2-thumb.jpg" width="160" height="117" alt="タラノメ" class="pict" align="left" hspace="10" vspace="10"/></a>


<font color="#8B0000"><b>《今回のおいしいモノ》</b>

　最近、毎日食べているのは、ウド、フキ、タラノメ。

　義父が採ってくるものと、ご近所さんにいただくものとで、台所が山菜だらけです。でも、この時季にしか食べられないからと、せっせと食べています。

　息子は天ぷらが大好物、夫はウドのきんぴらがお気に入り。</font>
]]></description>
         <link>http://www.jeinou.com/column/nagao-michiko/2008/06/09/091717.html</link>
         <guid>http://www.jeinou.com/column/nagao-michiko/2008/06/09/091717.html</guid>
                  <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#category">ながお　みちこ</category>
        
        
         <pubDate>Mon, 09 Jun 2008 09:17:17 +0900</pubDate>
      </item>
            <item>
         <title>ぐるり農政　【１１】</title>
         <description><![CDATA[<b>ＥＵの減反廃止に学ぶこと</b>

　　　　　明治大学客員教授　村田　泰夫


　欧州連合（ＥＵ）が５月下旬、<b>穀物の減反政策の廃止を発表</b>した。世界的な穀物需要の増大に対応できるように、域内農家に穀物の増産を促すのが狙いだ。

<a href="http://www.jeinou.com/photo/2008/06/murata_nousei11_image_1.html" onclick="window.open('http://www.jeinou.com/photo/2008/06/murata_nousei11_image_1.html','popup','width=433,height=578,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0'); return false"><img src="http://www.jeinou.com/photo/2008/06/murata_nousei11_image_1-thumb.jpg" width="119" height="160" alt="" class="pict" align="right" hspace="10" vspace="10"/></a>


　ＥＵは慢性的な過剰生産による穀物価格の低迷を防ぐため、域内農家に対し、耕地面積の１０％の生産調整（減反）を義務づけていた。

　しかし、一昨年あたりから小麦や大麦などの穀物価格が高騰してきたので、昨年秋と今春に限って、穀物の減反を一時的に停止していた。今回その措置を恒久的なものとし、減反政策を撤廃した。


　いまや、世界は<b>「食料不足」にどのように対処するかが最大の課題</b>である。

　５月下旬、横浜で開かれた第４回アフリカ開発会議（ＴＩＣＡＤ）では、アフリカ４０数カ国の首脳たちから、「食料援助」と「食料増産のための支援」を求める声が噴出した。


　国連食糧農業機関（ＦＡＯ）は、６月初旬ローマで<b>緊急の「食料サミット」</b>を開く。<b>今年になってから急速に表面化した食料危機への対応策を話し合うため</b>だ。

　食料サミットで強調されることは「食料生産の増強」である。先進国はもちろん途上国での食料増産を打ち出す。そのためには、たとえば途上国のかんがい施設や、途上国の風土に適した新品種の開発について、先進国が技術面や資金面で支援する。

　一方、今回の食料危機は、人間の食料や家畜の飼料となっていた穀物が、バイオ燃料の原料として大量に「横取り」されたのが一因である。このため、<b>「バイオ燃料は人間の食料を奪わないこと」を宣言</b>する。


　国連機関が食料増産策を話し合い、ＥＵは減反を廃止し、世界中が食料不足で悩んでいる時、ひとり豊かな日本だけ米の減反を強化している。

　自民党ですら違和感を抱いたのであろう。谷垣貞一政調会長を委員長とする「日本の活力創造特命委員会」は５月末、バイオ燃料の原料や家畜の飼料とする米の増産を盛り込んだ報告をまとめた。


<a href="http://www.jeinou.com/photo/2008/06/murata_nousei11_image_2.html" onclick="window.open('http://www.jeinou.com/photo/2008/06/murata_nousei11_image_2.html','popup','width=600,height=447,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0'); return false"><img src="http://www.jeinou.com/photo/2008/06/murata_nousei11_image_2-thumb.jpg" width="160" height="119" alt="" class="pict" align="left" hspace="10" vspace="10"/></a>

　これが一部で、「米の減反政策の見直し」と受け取られたため、農協が火消しに躍起になるという騒ぎも起きた。自民党の特命委の趣旨は、<b>非食用であるバイオ燃料用と家畜飼料用の米の増産であって、ごはんとして食べられるお米の生産調整の見直しではない</b>。


　水田を草ぼうぼうにして放置したり、品質の悪い麦や大豆の「捨て作り」を黙認したりしている現状を改め、水田をめいっぱい活用すべきだとする特命委の趣旨は正しい。


　水田面積の４割も減反する生産縮小策で価格を維持するいまの政策は、日本というミクロの世界でしか通用しない。

　食用米の生産に枠をはめるのはやむを得ないとしても、大切な資源である水田を全部活用する生産拡大策でコストを下げる政策の方が、食料不足に悩む世界の現状にフィットする。

　わが国農業が得意とする米を増産し、それを飼料に回すことで、海外から購入する飼料穀物を削減することができる。その方が結果的にわが国の食料自給率の向上にもつながる。ＥＵの減反廃止から学ぶことは多い。（２００８・５・３０）
]]></description>
         <link>http://www.jeinou.com/column/murata-yasuo/2008/06/03/113031.html</link>
         <guid>http://www.jeinou.com/column/murata-yasuo/2008/06/03/113031.html</guid>
                  <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#category">むらた　やすお</category>
        
        
         <pubDate>Tue, 03 Jun 2008 11:30:31 +0900</pubDate>
      </item>
            <item>
         <title>青虫の足あと　【１４】</title>
         <description><![CDATA[<b>自然の恵</b>

　　　　山田早織


待ちに待ったこの季節！！

仕事帰りにいそいそと・・私の野いちごスポットへ<font color="red" size=4>&#9829</font>

<a href="http://www.jeinou.com/photo/2008/05/yamada_14_2.html" onclick="window.open('http://www.jeinou.com/photo/2008/05/yamada_14_2.html','popup','width=400,height=300,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0'); return false"><img src="http://www.jeinou.com/photo/2008/05/yamada_14_2-thumb.jpg" width="170" height="127" alt="" class="pict" align="right" hspace="10" vspace="10"/></a>

長そでに手袋、長ズボンに作業ぐつ。
ビニール袋片手に、いざ！！あやしげな草むら（やぶ？）へ。
片足を前に出し、地面を数回ふんでみる。


・・・うん。大丈夫そう。　　前へ進む。

うっそうと茂った草木。何かが出てもおかしくない。
（足がなくて　ニョロニョロ長いものとか）
う、うおぉぉぉ～～、、心の中で叫びながらさらに進む。


「<b>ある！！いっぱいあるよ、野いちごがっっ</b><font color="red" size=4>&#9829</font>」

しかもデカい。そしてキレイ。甘～い香りが・・・
一粒食べてみる。


「ううう～～ん　<font color="red" size=4>&#9829</font>　しあわせ！！」一年ぶりの味。

野いちごの味は、他にはない味。
その後はただ　ただ夢中で採る。

「あっ！袋の中にクモが！」手づかみでポイ！
ふだんならできませんよ、そんなコト。

でも今日は平気。
大切な宝を守るのだ。
私ってこんなに強いんだ！
地の果てまで行けそうな気すらしてきたぞ。
強気で野いちごをつむ私。
その瞬間・・！！


・・・・スボッ！！　穴にはまる。（かなり深い）


もしかして、本当に地の果てに行ってしまったのか、というほどの衝撃。
びびった！
それでもめげずに収穫。（後で聞いたら山芋掘った穴だって。うめといてよね）

<a href="http://www.jeinou.com/photo/2008/05/yamada_14_1.html" onclick="window.open('http://www.jeinou.com/photo/2008/05/yamada_14_1.html','popup','width=400,height=300,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0'); return false"><img src="http://www.jeinou.com/photo/2008/05/yamada_14_1-thumb.jpg" width="170" height="127" alt=""  class="pict" align="left" hspace="10" vspace="10"/></a>


家に帰り、ジャムを作る。
コトコト　コトコト・・・いいにおい。
クラッカーにのせれば　立派なデザート。
（これって、実は高級料理じゃない？）

友人や母に　おすそ分け。
春の恵みを　おすそ分け。


これぞ　まさに旬！！一年に一度の味もステキでしょ？
「<b>一旬（一瞬）の味は　大切にしましょ</b>」

]]></description>
         <link>http://www.jeinou.com/column/yamada-saori/2008/05/27/080028.html</link>
         <guid>http://www.jeinou.com/column/yamada-saori/2008/05/27/080028.html</guid>
                  <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#category">やまだ　さおり</category>
        
        
         <pubDate>Tue, 27 May 2008 08:00:28 +0900</pubDate>
      </item>
            <item>
         <title>ろみお的チャイナ！“去看説听味”！！　【７】</title>
         <description><![CDATA[<b>第７回　中国で大地震発生！　四川の農業は！？</b>

　　　　森　路未央


　５月１２日午後、中国・四川省で大地震が発生した。

　震源地は四川省アバ・チベット族チャン族自治州汶川県で、四川省省都の成都市から、北西に直線距離で約９２キロ離れた、山岳部の少数民族地区である。

　地震の規模はマグニチュード８．０で、阪神淡路大震災のＭ７．３よりも大きい。
　人的被害は阪神淡路大震災を上回り、建物の倒壊・損壊、ダムや湖の堤防の決壊、感染症蔓延の恐れもある。人命の救助が最優先だが、住居や食料などの確保も大きな課題となっている。


<a href="http://www.jeinou.com/photo/2008/05/mori_7_image1.html" onclick="window.open('http://www.jeinou.com/photo/2008/05/mori_7_image1.html','popup','width=600,height=450,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0'); return false"><img src="http://www.jeinou.com/photo/2008/05/mori_7_image1-thumb.jpg" width="160" height="120" alt="中国チベット族農家の自宅（１階が豚小屋で２階が住居）　雲南省にて撮影（筆者）" class="pict" align="right" hspace="10" vspace="10"/></a>

　震源地・汶川県があるアバ・チベット族チャン族自治州を中心に、今回の大地震で甚大な被害を受けた地域は、成都市を除くと、“川北地区”と呼ばれる四川省北部山岳地域である。
　ここの主要産業は農業で、被災地住民が今後収入を得る手段として、農業の復興はとても重要だ。

　汶川県の２００７年の農民１人あたり平均純収入は２，７９０元。全国平均の４，１４０元、および隣県（市）の德陽市４，５４０元、綿陽市４，０３９元よりも低く、農業が復興しなければ収入が得られない。


　中国・農業部の危朝安副部長は、５月１７日、「四川大地震は、被災地の四川農業に約１８．３８億元という巨大な損失を与えた。約５０万ムー（約３３，３５０ｈａ：１ムー＝６．６７ａ）の農地、家畜・家禽１，２５０万頭・羽が死亡、養殖魚８，０００トンが死亡などの影響が生じている」と発表した。
<font color="#000099">画像　右：中国チベット族農家の自宅（１階が豚小屋で２階が住居）　雲南省にて撮影（筆者） </font>


　四川省の農業生産量が国内第１位の品目は、水稲、麦、綿花、綿糸、油菜粕、茶、柑橘類などである。昨年秋から今年にかけておきた冷害により、秋まき春収穫作物の単収と品質に影響がでていた最中に今回の大地震が発生した。しかも、ちょうど穀物収穫・作付の時期だった。


　“川北地区”では、ちょうど秋蒔き春収穫（中国語で“大春作物”と呼ばれる）の小麦、油菜、馬鈴薯の収穫期であった。適正期に収穫できないなどの影響が生じている。

<a href="http://www.jeinou.com/photo/2008/05/mori_7_image3.html" onclick="window.open('http://www.jeinou.com/photo/2008/05/mori_7_image3.html','popup','width=600,height=450,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0'); return false"><img src="http://www.jeinou.com/photo/2008/05/mori_7_image3-thumb.jpg" width="160" height="120" alt="中国の貧困地域の農家　広西壮族自治区にて撮影（筆者）" "class="pict" align="left" hspace="10" vspace="10"/></a>

　徳陽市では、小麦の収穫面積３６.７万ムーの約３０％、綿竹市においては５％しか収穫作業を終えていない。油菜は小麦よりも収穫面積比率が高いが、それでも６５％の収穫率という（<font color="red">※１</font>）。

　“川北地区”では、“大春作物”収穫後、時間を置かずに水稲、トウモロコシを作付けするが、“大春作物”の収穫が終えていない状況では、水稲やトウモロコシが作付できない。また、棚田や灌漑の決壊があったり、農業者が被災地から避難し田植え管理ができないところもあり、生産資材の供給も滞っている。
<font color="#000099">画像　左：中国の貧困地域の農家　広西壮族自治区にて撮影（筆者） </font>


　地元政府の農業部門では、農業生産の停滞を懸念し、農薬・農機具など生産資材の提供、生産基盤の修復、灌漑決壊地域における水稲作付から大豆、さつまいもへの作付転換の推奨措置を行っている。（<font color="red">※２</font>）

　また、四川省は飼料製造企業（新希望、通威、華西希望など）が集積する地域なので、今後、飼料原料の減産、飼料運搬交通網の決壊による、飼料価格の高騰が予測されている。
<a href="http://www.jeinou.com/photo/2008/05/mori_7_image2.html" onclick="window.open('http://www.jeinou.com/photo/2008/05/mori_7_image2.html','popup','width=600,height=450,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0'); return false"><img src="http://www.jeinou.com/photo/2008/05/mori_7_image2-thumb.jpg" width="160" height="120" alt="中国の農家が飼養する豚　広西壮族自治区にて撮影（筆者）" class="pict" align="right" hspace="10" vspace="10"/></a>　

　四川省の農業といえば、豚が有名だ。

　中国の生豚の飼養頭数は世界の約５割を占め、中でも四川省は中国の約１２.３％で中国で第１位である（０６年）。飼養頭数以外でも、四川省の生豚出荷頭数は９，４２５万頭、豚肉生産量１，０３０．２万トンで第１位である。
<font color="#000099">画像　右：中国の農家が飼養する豚　広西壮族自治区にて撮影（筆者） </font>


　中国ではここ数年、食品の物価が上がり、豚肉価格も高騰していたものの、やや回復基調にあった。四川大地震の影響はどうか。

　統計では、主な被災地である４地域（德陽市、綿陽市、広元市、アバ・チベット族チャン族自治州）の生豚飼養頭数の合計は９２１．４万頭で、四川省全体の１５.２％、豚肉生産量の合計は１０５.８トンで四川省全体の約１割にすぎない。（<font color="red">※３</font>）そのため、中国国内では<a href="http://news.hexun.com/2008-05-16/106025239.html"target=_blank>影響は少ないという予測</a>が出ている。


　ただし、生豚の飼養は農家毎に小規模に行われているし、飼料価格の高騰が予想されるなど、農家経済にとって、養豚を中心とした畜産業の復興は極めて重要な課題だ。


　四川大地震が農業に与える影響は大きい。被災地復興、農家経済の回復のためにも、農業の復興は極めて重要だ。


<font color="red">※１</font>　徳陽市政府発表
<font color="red">※２</font>　<a href="http://www.scagri.gov.cn/b30854.htm"target=_blank>四川省農業庁の任永昌庁長、四川農業大学と四川省農業技術普及ステーションの発表</a>
<font color="red">※３</font>　中国政府は今回の地震で７９万２，８００頭の豚が死んだと発表した

（※画像をクリックすると大きく表示されます）


【去看説听味】
中国語で「去」は日本語の「行く」、「看」は「見る」、「説」は「話す」、「听」は「聞く」、「味」は「味わう」を表します。


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         <link>http://www.jeinou.com/column/mori-romio/2008/05/22/091843.html</link>
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                  <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#category">もり　ろみお</category>
        
        
         <pubDate>Thu, 22 May 2008 09:18:43 +0900</pubDate>
      </item>
            <item>
         <title>農業機械よもやま話　【６】</title>
         <description><![CDATA[<b>夢の田植機</b>

　　　　津賀　幸之介　

　
　先日、テレビの時代劇ドラマを観ていると、農村風景の一コマで、田植え後の水田のクローズアップシーンが、深刻な音楽とともに映し出されました。なんとなく妙な感じがしました。水稲の植え付け株の配列が並木植（片正常植）で、何条かの植付条数ごとに蛇行していたのです。


<a href="http://www.jeinou.com/photo/2008/05/tsuga_6_image1.html" onclick="window.open('http://www.jeinou.com/photo/2008/05/tsuga_6_image1.html','popup','width=793,height=603,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0'); return false"><img src="http://www.jeinou.com/photo/2008/05/tsuga_6_image1-thumb.jpg" width="160" height="121" alt="写真１" class="pict" align="left" hspace="10" vspace="10"/></a>


日本では、明治２５年に水田内の除草機が発明されたことにより正常植が奨励され、それまでは田植え定規を使わない乱雑植が多かったそうです。つまり、時代劇の背景に田植機を想像してしまったわけです。


　現在の日本の水田は、（図１・写真２のように）条間Ｌは３０ｃｍで、株間Ｈが標準で１５～２０ｃｍの並木植（片正常植）がほとんどです。　

　<a href="http://www.jeinou.com/column/2008/04/14/093042.html"target=_blank>農業機械よもやま話【５】</a>で述べましたように、水稲マット苗の幅が３０ｃｍであり、それを植える田植機によって、日本全国、栽植様式（条間）が統一された結果となっています。成育中の水田に入る管理作業もスムーズで、機械化による栽植様式標準化の良い事例となっています。


<a href="http://www.jeinou.com/photo/2008/05/tsuga_6_image3.html" onclick="window.open('http://www.jeinou.com/photo/2008/05/tsuga_6_image3.html','popup','width=532,height=365,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0'); return false"><img src="http://www.jeinou.com/photo/2008/05/tsuga_6_image3-thumb.jpg" width="173" height="119" alt="図１　従来の田植機による苗栽植様式" /></a>　　<a href="http://www.jeinou.com/photo/2008/05/tsuga_6_image21.html" onclick="window.open('http://www.jeinou.com/photo/2008/05/tsuga_6_image21.html','popup','width=870,height=650,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0'); return false"><img src="http://www.jeinou.com/photo/2008/05/tsuga_6_image2-thumb.jpg" width="159" height="119" alt="写真２" /></a>
<font color="#000099">左　：図１ 従来の田植機による苗栽植様式　／ 右　：写真２</font>


　栽培上の観点からは、地域により、気象・土壌条件や栽培品種等は様々で、各地域に適した栽植様式もあるように思われます。

　現在の田植機は、条間Ｌが一定ですので、株間Ｈを長くしたり短くしたりして、栽植密度を調節できますが、条間を変化させたり、並木植以外の栽植様式の田植えはできません。

　　　　　
　十数年前のことですが、研究室で、様々な栽植様式の植付が可能な<b>「シャトル型田植機」</b><font color="red">※１</font>を考えたことがあります。図２はその全景です。


一組の植付機構（７）がシャトルのように左右に移動し、現在の田植機のように進行方向に植えるのではなく、進行方向と直角方向に植えながら、本体は前進していきます。現行の３０ｃｍ幅のマット苗を植え付けることができ、植付方向は図３のようにジグザグになりますが、結果的には図４のように片正常植となります。

　植付と走行のタイミングを変化させることによって、条間Ｌと株間Ｈが自由自在となり、栽植密度も調節できます。つまり、毛糸の編み機で自由な模様を編むように、採光・風通し・肥料の吸収などが最適となる株と株の配列を繰り返して植え付けることができます。　


<a href="http://www.jeinou.com/photo/2008/05/tsuga_6_image42.html" onclick="window.open('http://www.jeinou.com/photo/2008/05/tsuga_6_image42.html','popup','width=778,height=421,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0'); return false"><img src="http://www.jeinou.com/photo/2008/05/tsuga_6_image4-thumb.jpg" width="350" height="189" alt="図２　シャトル型田植機" /></a>
<font color="#000099">図２　シャトル型田植機</font>
　１ 乗用車体　６ シャトルレール ７ 苗植付け部（シャトル）　８ 苗タンク　
　９ 苗供給機構　１１ 苗植付け部往復移動機構　１２ 苗植付け部駆動軸　
　２２ 苗載せ台　２３ 苗支持板　　２６，２７ 苗植付け爪　
　２８ 苗縦送りベルト　２９ 高さセンサ　３１ 苗供給台


<a href="http://www.jeinou.com/photo/2008/05/tsuga_6_image51.html" onclick="window.open('http://www.jeinou.com/photo/2008/05/tsuga_6_image51.html','popup','width=600,height=448,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0'); return false"><img src="http://www.jeinou.com/photo/2008/05/tsuga_6_image5-thumb.jpg" width="214" height="160" alt="図３　シャトル型田植機による苗植付け方式" /></a>　　<a href="http://www.jeinou.com/photo/2008/05/tsuga_6_image61.html" onclick="window.open('http://www.jeinou.com/photo/2008/05/tsuga_6_image61.html','popup','width=417,height=408,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0'); return false"><img src="http://www.jeinou.com/photo/2008/05/tsuga_6_image6-thumb.jpg" width="163" height="160" alt="図４　シャトル型田植機による苗栽植様式" /></a>
<font color="#000099">左　：図３　シャトル型田植機による苗植付け方式　／ 右　：図４　シャトル型田植機による苗栽植様式</font>


　実現のために、まず従来の田植機の植付爪の動きが平面軌跡であるのに対して、立体軌跡が可能な機構を考え試作し、植付け性能を試験しました。

　現行の田植機は、４～８条の多条植です。能率を同じにするには、前進速度がゆっくりな分、植付機構の速度は数倍以上の速さが要求されます。


　そこで、特別の試験装置を試作し、植付爪がどのくらい速くまで、マット苗を掻き取ることができるか、田面に植付ができるかを、山形県農業試験場の協力を得て、基礎試験と収量調査など、慣行速度と対比して行いました。


　その後、このアイデアの一部は田植機の研究開発テーマに適用されましたが<font color="red">※２</font>、シャトル形田植機の構想は未だ実現せず、「夢の田植機」ではなく、<b>「夢のままの田植機」</b>となっています。


<font color="red">※１</font>　特許出願№　特願平４－３４３２２７
<font color="red">※２</font>　農業機械学会誌　第６１巻１号　「田植機用千鳥植え植付機構の開発研究（第１～２報）」　小西達也他


（文中の画像をクリックすると大きく表示されます）

]]></description>
         <link>http://www.jeinou.com/column/tsuga-konosuke/2008/05/19/091849.html</link>
         <guid>http://www.jeinou.com/column/tsuga-konosuke/2008/05/19/091849.html</guid>
                  <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#category">つが　こうのすけ</category>
        
        
         <pubDate>Mon, 19 May 2008 09:18:49 +0900</pubDate>
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   </channel>
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