ダイコン栽培の作業体系
2008年05月15日
圃場準備
●心土を表層に出すような深耕は、萎黄病の被害を助長する恐れがあります。青首ダイコンの耕深は20cm程度とし、ロータリー耕は作土層に限ります。耕盤があれば、プラソイラやサブソイラなどで心土を破砕します。
●堆きゅう肥は、前作または播種する1~2カ月前までに施用します。
画像 :プラソイラでの作業 (提供 熊本県球磨地域振興局農林部 農業普及指導課)
基肥施用、播種準備
●萎黄病、そうか病、ネグサレセンチュウ被害が発生する畑では土壌消毒をします。
●高温期は播種1週間前までに、低温期は2週間前までに基肥を施用します。
●窒素施肥量は高温期には少なく、低温期には多くします。高温期には、ホウ素を含む微量要素肥料を施用します。
●マルチをする場合、低温期は透明、緑色、黒色ポリフィルムを、高温期はシルバー、白黒ダブルマルチなどを使用します。ベッドとフィルムを密着させます。
画像 上:ブロードキャスタ / 左:グランドソワー / 右:超砕土ロータリー
播種
●露地栽培では畦幅50~60cm、株間20~25cm、深さ1.5~2cmに、1カ所に2粒播種します。
●播種前に、キスジノミハムシ、タネバエを防除するためのに殺虫剤を土壌施用します。
●間引きを省略するために、1粒まきも行われます。
●シードテープ、ベルトシーダなどが使用されます。
●耕起・うね成形・マルチ・播種を一行程で行う機械もあります。
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左 :歩行用シーダー
右 :耕起・うね成形・播種を一行程で行う施肥耕耘畦立同時播種機
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【トンネル栽培】
・冬まきではビニル等で保温をして、花芽分化抑制と生育促進、寒害防止を図ります。
・冬季に播種する場合、播種から5葉期までは35℃、10葉期までは30℃、20葉期以降は20℃を目安に温度管理をします。
・抽根後、トンネル内が-5℃以下になるようであれば、不織布をべたがけします。
画像 左:トンネル栽培 / 右:不織布のべたがけ栽培
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防除
●本葉4~5葉期の初生皮層剥奪期に、殺菌剤を散布すると病気予防効果が高くなります。
●ハイマダラノメイガ、アブラムシ、コナガ、ヨトウムシ類は、初発期に防除します。
●白さび病菌によるわっか症は、殺菌剤の土壌施用、間引き前後の薬剤散布で防除します。
画像 左:ラジコン動噴 / 右:ブームスプレーヤ
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