提供:(一社)全国農業改良普及支援協会 ・(株)クボタ


今月の農作業

今月の農作業(6月)

2014年5月26日

管理作業中心の時期です

 夏野菜の植え付けも終わり、管理作業が中心になります。
 果菜類の整枝や誘引は遅れないようにしましょう。
 梅雨の季節になり、曇雨天日が多くなります。日照不良で湿度が高い日が続くと軟弱な生育となり、病気が発生しやすくなります。雑草の発生も多く、成長も旺盛です。
 また、降水量が多いと湿害を受けやすくなるので、排水対策を講じましょう。  

病害虫の防除

 梅雨時には、ナス科のトマトやジャガイモでは疫病、ウリ科の野菜では、べと病や炭疽病の発生に注意しましょう。
201406kongetsu_3.jpg 着果したトマトやナスに花弁が残っていると、灰色かび病の発生を助長するので取り除いてください。
 カボチャ台木に接ぎ木をしたキュウリは、カボチャの子葉からうどんこ病が発生しやすいので、子葉や下葉数枚は早めに除去します。
 農薬の殺菌剤は、予防的に発病前に散布します。  殺虫剤は害虫の発生初期に散布することが基本です。葉裏によくかかるように散布してください。

雑草の防除

 防除のポイントは、
 ①草を生やさない
 ②タネができる前に除草すること です。
 特に問題になる夏草は、メヒシバ、スベリヒユ、ゴウシュウアリタソウ、カタバミなどです。ゴウシュウアリタソウは帰化植物ですが、成長が早く、たくさんのタネができます。
 カタバミはタネを周辺にはじき飛ばします。

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畦間に生えたゴウシュウアリタソウ

「主な除草法」
①発芽間もないうちに耕起・かくはんします。
②畦間を耕して、株元に土寄せを行ないます。
③不透明なポリマルチや稲わら、麦稈などを敷き、遮光します。
④スプレー容器に除草剤(茎葉処理剤)を入れて、作物にかからないようにスポット散布を行ないます。(風のある日は飛散するので避けましょう)

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ミニ情報

【「有機農産物の日本農林規格(JAS有機)」で使用が認められ、野菜類で登録されている農薬】

 天然由来の成分や微生物農薬などが主になります。
 化学合成農薬に比較して種類が少なく、対象病害虫も限られています。また、残効が短いため発生が多い時は数日間隔で数回の連続散布が必要な剤もあります。

主な農薬(成分)と製品名
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※使用に際しては、農薬の添付ラベルをお読みください。  

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