提供:(一社)全国農業改良普及支援協会 ・(株)クボタ


果菜類

スイートコーン (イネ科)

2011年5月26日

栽培のポイント

corn_image2.jpg ●強い光を必要とします。天気が悪いとおいしい果実がとれません
●よいタネを使いましょう。甘くておいしい果実をつけるタネが出回っています
●作る時期にあった品種を使いましょう
●害虫のアワノメイガに注意しましょう

品種

味来390、ゆめのコーン、ピーター235、キャンベラ、おひさまコーン、ゴールドラッシュ、ハニーバンタム、カクテルなど

栽培ごよみ

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 (中間地) 

畑の準備

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苗づくり

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植付け

本葉2枚程度が定植の適期です。定植日の朝に、たっぷりかん水しておきます。
定植後は、苗が風害を受けやすいので、三角の紙テントをかけるか、天井を切ったポリキャップをかけるようにします。
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じかまきの場合

一か所に3~4粒タネをまき、2~3cm土をかけます。 
マルチ栽培は4月10日から、無マルチ栽培の場合は4月20日から、タネをまくことができます(南関東標準)。



●マルチ栽培をする場合
畦を作ってマルチ(30cm間隔に穴のあいたもの)をし、その穴に3~4粒のタネをまいて、土をかけます。

間引きのときは、他の苗を痛めないように、ハサミで深く切り取ります。
切り取った苗は、発芽しなかったところ(欠株)に植えることができます(補植)。

追肥

雌穂が出穂したら、雌穂を大きくしたり、穂の先端まで実をいれるための追肥として、有機質肥料を1株当たり100g、通路に施します。

雌穂の選定と分けつ枝の処理


雌穂(サヤ)は、1株に2~3本できますが、絹糸の出始めた頃に最上部の雌穂を1本残して、他は取り除きます。
この際、葉や茎を傷めないように注意します。 

枝元から出る分けつ枝は、増収効果があるので、そのままにしておきます。これを「無除けつ栽培」といい、現在はこの方法が一般的です。

分けつ枝は、作り方や品種によって多少異なりますが、普通は3~5本程度発生します。

着果の仕方

雄穂は本葉が5枚頃にでき、雌穂は7~8枚頃にできます。 
普通は7~10節に1番の雌穂ができ、その下の節に2番目、3番目がつきます。
1番目の雌穂が大きくなるので、1番目を残して、2番目以降の雌穂は、小さいうちにとり、ベビーコーンとして利用します。

主な病害虫

●主な害虫
アブラムシ類、アワノメイガ、アワヨトウ、オオタバコガ 
●主な病害
すす紋病、苗立病、根腐病 
 

ムギクビレアブラムシアワノメイガ
左から上から ムギクビレアブラムシ / アワノメイガ (提供 :社団法人日本植物防疫協会) 

収穫

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若取りをすると、粒の色が薄くて甘味が少なくなり、逆に過熟すると粒の皮が堅く、皮が口の中に残るので、適期収穫を心がけます。

授粉後3週間程度で、絹糸が黒褐色に変色したら、収穫します。 
スイートコーンは、収穫後、すぐに糖の減少が始まります。 
気温が低い早朝に収穫し、なるべく早く食べるようにしましょう。

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