家庭菜園編 【ホウレンソウ】
2008年08月12日
1 栽培上のポイント
2 作型と品種
3 栽培ごよみ
4 作り方
(1)生育適温は15~20℃です。
(2)栽培時期に合わせた品種を選定します。初夏から夏まきは「とう立ち」に注意します。
(3)土の酸度は、pH6.3~7.0(中性)が適します。
(4)有機質に富んだ土づくりが必要です。
(5)乾燥しやすいところ、排水の悪いところは栽培に適しません。
周年栽培が可能ですが、厳寒期と夏の高温時は生育が難しいので、品種選択と資材などをうまく組み合わせて、品質のよいものをつくりましょう。
(1)春まきでは、サンライト、アクティブ、プリウス、タイタンなど。
(2)夏まきでは、アクティブ、おかめなど。
(3)秋まきでは、アトランタ、パレード、サンビア、オーライ、リードなど。
(4)冬まきでは、パレード、パンドラ、アトランタ、オーライなど。
(1)畑の準備
タネまきの7~10日前に、有機石灰を10㎡当たり3kg全面にまき、なるべく深く土に混ぜ込みます。
その後、完熟堆肥(樹皮堆肥か牛ふん堆肥など)を10㎡当たり30~40kg施し、土とよく混ぜ込みます。
植え付けの4~5日前に、基肥として有機質肥料(例6-6-6、化成肥料か配合肥料で有機を50%以上含むもの)を10㎡当たり200g全面に散布し、土とよく混ぜ込みます。
リン酸の少ない土では、熔成リン肥を10㎡当たり2kg施し、土とよく混ぜ込みます。熔成リン肥はアルカリ性で苦土を含み、かつケイ酸も含んでいるため、土の改良に役立ちます。
(2)タネの処理
春まきと秋まきは、特別の処理はしませんが、夏まきは、一昼夜水につけたあと水切りして、冷蔵庫などの涼しいところで芽出しをしてからまきます。
(3)タネまき
60~70cmのベッドに、支柱などを押し当てて3本のまき溝をつくり、その溝に2~3cmおきにタネをまきます。
(4)作型別の栽培管理
1)春まき
3月まきは、タネまき後トンネル栽培にします。
2)夏まき栽培
気温が高い時期の栽培では、遮熱と遮光のため寒冷紗や、ビニールのトンネル栽培にします。
3)秋まき栽培
10月下旬まきは、12月中旬以降にべたがけのじかがけか、ビニ―ルのトンネル栽培にします。
(5)間引き
本葉が出はじめたら、密生しているところを間引きます。その後、本葉4枚の頃に株間を3~4cmに間引きます。
(6)追肥・かん水
間引き後、条間に有機質肥料をばらまき、土と軽く混ぜておきます。
生育中土が乾いたら、適宜かん水します。
(7)病害虫防除
1)病害では、べと病・立ち枯れ病に注意します。
2)虫害では、アブラムシ・ヨトウムシ・アザミウマ類・ハダニ類に注意します。
(8)収穫
草丈が20cmを超えた頃が収穫期で、24~25cmが適期です。根ごと引き抜き、根を切りとり調製します。
ホウレンソウの主な病害虫

※農薬使用に関しては、もよりの農業改良普及センターや農協などにお問い合わせください
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