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家庭菜園編 【ハクサイ】

2008年07月30日

栽培上のポイント
作型と品種
栽培ごよみ
作り方


1 栽培上のポイント

(1)比較的冷涼な気候(20℃程度)を好みます。
(2)品種はいろいろありますので、時期に適した品種を選びます。
(3)早くまくほどウィルス病が発生しやすく、また害虫の被害が出やすいので注意します。


2 作型と品種

 品種は、60日タイプの早生種から90~140日タイプの晩生種まで、いろいろあります。
(1)春まき
 2月にまき、3月中旬に植え付け、5月中旬頃に収穫します。品種は、無双、食べきりサイズで極早生のミニハクサイ「お黄にいり」などがあります。
(2)夏まき
 8月下旬から9月上旬にまき、11~12月に収穫します。品種は早生種の耐病60日、金将2号、味のよい冬峠などがあります。また、「お黄にいり」は、8月上旬から順次タネをまいて楽しめます。サラダ用としても好評です。


3 栽培ごよみ


4 作り方

(1)苗の確保
 1戸あたり必要な本数は、5~6本程度です。
 箱か発泡スチロールの空き箱に培土を入れ、そこにバラまきするか、3cm間隔にタネをまきます。
 1cmの覆土をしてかん水し、濡れ新聞紙をかけておきます。ポリでできた連結ポットにまく方法もあります。
 本葉で5~6枚の大きさになったら定植します。春まきの場合は、タネまき後、暖かい場所で苗を育てて植え付けします。夏まきの場合は、じかまきがおすすめです。

(2)畑の準備
 植え付けまたはタネまきの7~10日前に、有機石灰を10㎡当たり2kg全面にまき、なるべく深く土に混ぜ込みます。その後、完熟堆肥(樹皮堆肥か牛ふん堆肥など)を10㎡当たり30~40kg施し、土とよく混ぜ込みます。
 植え付けの4~5日前には、基肥として有機質肥料(例6-6-6、化成肥料か配合肥料で有機を50%以上含むもの)を10㎡当たり250g全面に散布し、土とよく混ぜ込みます。

(3)植え付け
 本葉で5~6枚になったら植え付け適期です。株間45(早生)~50(晩生)cmに植え付けます。

(4)タネまき
 缶ジュースの空き缶などを軽く土の表面に押し当て、浅い蒔き穴を作ります。1カ所3~4粒まいて土を薄くかけ、軽くおさえてから、かん水をしておきます。

タネまき


(5)植え付け、タネまき後の管理
1)間引き
 タネまきしたものは、本葉2~3枚のときに2~3本に、本葉4~5枚のときに1本にします。間引きは、生育の悪いもの、病虫害の被害を受けているものを優先して間引き、全体の生育がほぼ同じになるようにします。



2)追肥と土寄せ
 結球がはじまる頃が、追肥と土寄せの時期です。
急激に肥料を吸収するこの時期に、必ず追肥をおこないます。追肥は有機質肥料を1株当たり20gほど施します。
追肥をしたら、鍬などで軽く土の表面を耕し、軽く根を切るとともに両側から土を寄せておきます。

3)生理障害
 土壌の乾燥(降雨の少ない時)によって、石灰欠乏、苦土欠乏、ホウ素欠乏などが発生します。堆肥を施し、保水力のある土を作りましょう。

4)かん水
 夏に乾燥が続く場合は、朝夕の地温の低いときにかん水します。かん水は、水を補給するほかに肥効をよくします。

5)収穫
 球を上から押さえて、固くしまったものから順次収穫します。ハクサイは小さいより大きい方が味がよいので、やや大きめで、球重で4~5kg程度の実のしまったものを作るようにします。
 貯蔵する場合は、1~2回霜にあわせて、その後株の外葉で上部を包み込むように、ポリテープなどで結束します。収穫したら、寒さから守るため、新聞紙やワラなどで囲っておきます。



6)霜除け
 結球すると寒さに弱くなります。何回も霜にあうと球が傷むので、天気に注意しましょう。


ハクサイの主な病害虫
hakusai_hyo1.jpg

※農薬使用に関しては、もよりの農業改良普及センターや農協などにお問い合わせください

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「大台ケ原の樹氷」 
「大台ケ原の樹氷」 
撮影者:小亀晶子さん