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家庭菜園編 【ブロッコリー】

2008年06月19日

栽培上のポイント
作型と品種
栽培ごよみ
作り方


1 栽培上のポイント

 (1)栽培時期にあった品種を選びます。
 (2)よい苗を育て、適期に植え付けます。
 (3)追肥をおこない、肥料切れしないよう気をつけます。
 (4)病害虫防除は適期におこないましょう。


2 作型と品種

 耐暑性や耐寒性は比較的強く、作りやすいのは夏まき栽培です。

 生育期間は、早生種で120日以内、中生種で120~145日、晩生種で145日以上です。
 品種は、頂花蕾をとる早生のピクセル、フォレスト、グリーンパラソルなど。
 中早生種では、長花蕾・側枝花蕾兼用のエルデ、ハイツSP、しげもりなど。
 晩生種では、エンデバー、グリーンベールなどがあります。

 早生種から中早生種を組み合わせると、かなり長期にわたって収穫できます。3月頃まで楽しめます。


3 栽培ごよみ


4 作り方
ブロッコリー育苗(1)苗の確保
 一戸当たり必要な本数は、2~3本程度です。
発砲スチロールの空き箱等に培土を入れ、バラまきするか、3cm間隔にタネをまきます。1cmの覆土をしたらかん水し、濡れ新聞紙をかけておきます。ポリでできた連結ポットにまく方法もあります。
 本葉で5~6枚の大きさになったら定植します。春蒔きの場合は、タネまき後、暖かい場所で苗を育てて植え付けします。
写真 :ブロッコリー育苗


(2)畑の準備
 植え付け(またはタネまき)の7~10日前に、有機石灰を10㎡当たり2kg全面にまき、なるべく深く、土に混ぜ込みます。
  完熟堆肥(樹皮堆肥か牛ふん堆肥など)を10㎡当たり30~40kg施し、土によく混ぜ込みます。植え付けの4~5日前に、基肥として有機質肥料(例:6-6-6,化成肥料か配合肥料で有機を50%以上含むもの)を10㎡当たり3kg全面に散布し、土とよく混ぜ込みます。


定植苗

(3)植え付け
 本葉で6枚になると、植え付け適期です。株間40(早生)~45(晩生)cmに植え付けます。
 植え付け前に苗に十分かん水するとともに、植え穴にもかん水しておくと、活着が早くなります。
写真 :定植苗


(4)追肥と土寄せ
 植え付け後25日前後で、生育がよくなりはじめた頃に追肥をします。収穫期の遅い品種では、花蕾が見えた頃に2回目の追肥を行います。
 有機質肥料を1株20g程度施します。施肥後に軽く土と混ぜ込み、乾いていたらかん水をします。
順調に生育したブロッコリー
写真 :順調に生育したブロッコリー


(5)病害虫防除
 病害では、根こぶ病、黒腐病、軟腐病など、虫害では、特にヨトウムシ、アオムシ、ハイマダラノメイガ(ダイコンシンクイムシ)、ハスモンヨトウなどに注意します。


(6)収穫
 頂花蕾が直径15cmくらいになり、蕾の形がくずれない頃が収穫適期です。遅れると蕾が開き、風味が落ちてしまいます。
 中生・晩生種は、頂花蕾を収穫したあと順次側枝が出てくるので、追肥を行います。側花蕾の大きさは頂花蕾ほど大きくならないので、蕾が開きすぎないうちに収穫します。

ブロッコリーの主な病害虫
burokkori_hyo1.jpg
※農薬使用に関しては、もよりの農業改良普及センターや農協などにお問い合わせください

(※画像をクリックすると大きく表示されます)

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「湖面の宴」
「湖面の宴」
撮影者:津森富貴子さん