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家庭菜園編 【カボチャ】

2008年05月08日

栽培上のポイント
着果の仕方
栽培ごよみ
品種
作り方


1 栽培上のポイント

 (1)肥料を吸収する力が強く、生育旺盛です。肥料の与えすぎに注意します。
 (2)雌雄異花なので、人工授粉により着果を安定させます。
 (3)リン酸の少ない火山灰土では、リン酸質肥料を施します。
 (4)根は縦横に広く伸びて、浅く張ります。
 (5)茎葉が旺盛に育つので、整枝を工夫します。


2 着果の仕方

 低温・短日で、雌花のつきが早まります。
 雌花は第8~9節につき、その後4~5節おきに果実をつけていきます。


3 栽培ごよみ

4 品種

 日本種と西洋種、べぽ種があります。

 日本種は、菊座型のひだのある果実が代表で、白皮と黒皮があり、果肉の水分はやや多く、粘質です。品種では、白菊座や黒皮早性などがあります。

 西洋種は、果実の表面がなめらかで、果肉が紛質でほくほくした甘味があり、みやこ、えびす、ほっこり、芳香などがあります。ミニカボチャでは、ほっこり姫・坊ちゃんなどがあります。

 ぺぽ種の代表的な品種は、つるなしズッキーニです。


5 作り方

(1)苗の確保

 1戸当たりで必要な本数は、家族ひとり当たり1本です。いろいろな形の品種を1本ずつ植えて楽しむ方法もあります。

よい苗は、

 1)葉と葉の間が伸びすぎず、ガッチリしている
 2)葉は濃緑色で厚く、つやがある
 3)病害虫がついていない

などに注意して選びます。

(2)畑の準備

 植え付けの7~10日前に、有機石灰を10㎡当たり2kg、全面にまき、なるべく深く土に混ぜ込みます。その後完熟堆肥(樹皮追肥か牛ふん堆肥など)を10㎡当たり20~30kg施し、土とよく混ぜ込みます。

 植え付けの4~5日前に、基肥として有機質肥料(例6-6-6、化成肥料か配合肥料で有機を50%以上含むもの)を、10㎡あたり1kg全面に散布し、土とよく混ぜ込みます。

(3)定植

本葉4~5枚程度の時期が定植の適期です。定植日の朝にはたっぷりかん水しておきます。
定植後は苗が風害を受けやすいので、三角の紙テントをかけるか、天井を切ったポリキャップをかけるようにします。

(4)整枝と誘引

 つるが伸びたら、親づると子づるの一番よいものを2本残して、計3本仕立てとします。
 7節までの雌花は、奇形がでたり肥大が悪いので摘果し、12~14節に第1果をつけます。果実が肥大を始めるまでは、孫づるは小さいうちに除去します。


(5)人工授粉
 カボチャは虫媒花なので、気温が低く昆虫がこないと、実がなりません。そのため、開花日の朝は、遅くとも9時頃までに、雄花の花粉を雌花の柱頭につけて授粉をします。ただし、ズッキーニはその必要はありません。
 交配がすんだものは、棒や細い化繊のヒモなどで目印をつけておきます。

(6)玉なおし
 着果後30日経過した頃に、カボチャの設置面が着色せず、黄色くなっているところがあれば、果実を少し回して日にあたるようにすると、均一に着色します。
 収穫は、着果後40~50日頃、果皮のつやがなくなり、果梗がコルク化し、ヒビが入りはじめた頃が適期です。

(7)追肥 
 果実が肥大しはじめたら、通路に10㎡当たりの有機化成肥料で300g程度、1番果が10cm位になった頃、500g程度施します。

(8)収穫
 開花してから45日以降、果実の表面につやがなくなり、果皮につめが立たなくなるほどに堅くなり、果梗部の<コルク>化が進んだ頃が収穫摘期(完熟)です。

 日本カボチャは果皮に白く粉をふく状態になった頃、幼果を食べるズッキーニは、開花後7~8日たって、果実の大きさがキュウリぐらいになった頃に収穫します。
 よく熟した状態で収穫したカボチャは、3~4カ月も保存することができます。


カボチャの主な病害虫
kabocha_hyo1.jpg
※農薬使用に関しては、もよりの農業改良普及センターや農協などにお問い合わせください

(※画像をクリックすると大きく表示されます)

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