農作業便利帖

みんなの農業広場トップページ> 農作業便利帖> 家庭菜園編 【スイカ】

家庭菜園編 【スイカ】

2008年05月07日

栽培上のポイント
着果の仕方
栽培ごよみ
品種
作り方


1 栽培上のポイント

 (1)強い光を必要とするので、天気が悪いと、おいしい果実がとれません。
 (2)雌雄異花なので、人工授粉で着果を安定させます。
 (3)リン酸の少ない火山灰土では、リン酸質肥料を施します。
 (4)根は縦横に広く伸び、深く張ります。


2 着果の仕方

 生育の揃った子づるを2~4本残します。つるが伸び始めたら、15~20節の雌花に交配します。2~3本仕立ては株当たり1個、4本仕立ては2個を目標に着果させます。


3 栽培ごよみ

4 品種

 丸い大玉、大玉枕形、楕円形大玉(縞、黒色いづれも7~8kg位)と小玉スイカ(赤肉・黄肉で2~3kg位)などいろいろな品種があります。丸い大玉の品種では、縞王・甘泉・秀山などが、大玉枕形では、紅まくら、小玉スイカでは、赤肉の紅しずく、黄肉のニューこだまなどの品種があります。


5 作り方

(1)苗の確保
 1戸当たり必要な本数は、家族ひとり当たり1本です。いろいろな形の品種を1本ずつ植えて楽しむ方法もあります。

 1)葉と葉の間が伸びすぎず、ガッチリしている
 2)葉は濃緑色で厚く、つやがある
 3)病害虫がついていない

 などに注意して、苗を選びます。
 本葉4~5枚の大苗が、適期の苗です。摘芯後5日頃の苗です。

(2)畑の準備 
 植え付けの7~10日前に、有機石灰を10㎡当たり2kg全面にまき、なるべく深い土に混ぜ込みます。その後完熟堆肥(樹皮追肥か牛ふん堆肥など)を10㎡当たり40~50kg施し、土とよく混ぜ込みます。
 植え付けの4~5日前に、基肥として有機質肥料(例6-6-6、化成肥料か配合肥料で有機を50%以上含むもの)を、10㎡あたり3kg全面に散布し、土とよく混ぜ込みます。

(3)定植
 定植の適期は、本葉4~5枚程度の大苗です。定植日の朝には、たっぷりかん水しておきます。定植後は風害を受けやすいので、三角の紙テントをかけるか、天井を切ったポリキャップをかけるようにします。

(4)整枝と誘引

整枝と誘引


 《大玉スイカ》
 生育の揃った子づるを4本残し、16~22節あたりの3番花につけます。これよりも低い節につけると、玉が小さく扁平になりやすくなります。逆に、高い節につけると大玉になりますが、玉が膨らみすぎて、変形果や空洞果、裂果が多くなります。
 着果節位までの側位は、早めに取り除きます。

 《小玉スイカ》
 生育の揃った子づるを4本残し、1番果を3個取りにします。着果節位以降の孫づるは、草勢をみて放任とします。


小玉スイカの整枝


(5)着果
 交配は3番果を中心におこないます。授粉作業は、朝8~10時頃、花粉がでたら、1個の雄花で1個の雌花におこないます。着果節位は、20節前後につけます。
果実が鶏卵大になったら、2~3本仕立てで、株当たり2個残すことを目標に摘果をします。

交配後の管理

(6)玉なおし
 着果後20日から、玉直しを2~3回行って、色まわりを均一にし、形を整えます。収穫10日前には、スイカをまっすぐに立てます。

(7)収穫
 収穫適期の判定は、着果節の巻ひげの枯れ込みなどを参考にします。軽くたたき、ぽんぽんと濁音であれば果肉がやわらかく、完熟している目安となります。

(※画像をクリックすると大きく表示されます)

←農作業便利帖一覧に戻る

このページのトップへ

  • 全国農業改良普及支援協会「あぐりeランド」
  • KUBOTA

美瑛の丘
「美瑛の丘」押田俊一郎さん