家庭菜園編 【ピーマン】
2008年04月22日
1 栽培上のポイント
2 着果の仕方
3 栽培ごよみ
4 品種
5 作り方
(1)高温性の野菜なので、早植えを避け、霜の心配がなくなってから植えます。
(2)水分を好み、乾燥を嫌うので、マルチフィルム等で畦を被覆するとよいでしょう。
(3)アザミウマ(スリップス)がつきやすいので、梅雨明け以降は注意します。
第1花が10節前後でつき、そこから2本の枝がでて、それぞれ第2花をつけます。またそこから2本の枝が出て、1節目に花がつきます。以後、これを繰り返します。
普通の形のピーマンでは、多収で濃緑の京波、盛夏でも色あせない京みどり、万願寺とうがらしタイプの甘とう美人、長円筒形のししとう、カラーピーマンなどいろいろあります。
(1)苗の確保
1戸当たり必要な本数は、2~3本です。いろいろな品種を1本ずつ植えて楽しむ方法もあります。
よい苗の条件として、
1)葉と葉の間が伸びすぎず、ガッチリしている
2)葉が厚く、つやがあり、葉は濃緑色の苗がよい
3)病害虫がついていない
などに注意して選びます。
(2)畑の準備
土の酸度は6.0~6.5です。
植え付けの7~10日前に、有機石灰を10㎡当たり2kg、全面に播き、なるべく深く土に混ぜ込みます。その後、完熟堆肥(樹皮堆肥か牛ふん堆肥など)を10㎡当たり40~50kg施し、土とよく混ぜ込みます。
植え付けの4~5日前に、基肥として有機質肥料(例6-6-6、化成肥料か配合肥料で有機を50%以上含むもの)を、10㎡あたり3kg全面に散布し、土とよく混ぜ込みます。
(3)定植
つぼみが見える程度が、定植の適期です。定植日の朝は、たっぷりかん水しておきます。
定植後、仮支柱をして株元を固定します。
5月中旬頃までは、ときどき風の強い日があるので、防風対策をしましょう。支柱を4本立て、肥料などの空きポリ袋を利用して囲います。囲うことで順調に根がつき、スムーズに生育します。
株間は、約60cm程度です。定植後、仮支柱を立てます。
(4)支柱立て
定植後1カ月後頃に、本支柱を立てます。
誘引方法によって異なりますが、うねの中央に支柱を立て、主枝・側枝をひもやテープで誘引する方法でおこないます。
(5)わき芽の除去・整枝
第1次分枝までのわき芽はすべて取り除き、第2次分枝の4本を主枝にします。それより上は、混み合ってきたら早めに間引きし、光がよくあたるようにします。
(6)かん水
順調な生育には、土の湿りが常に適当で、変化が少ないことが大切です。
朝夕の涼しい時間に、通路にたっぷり水を流す方法でかん水をしましょう。土が乾ききらないうちの、こまめなかん水が大切です。
(7)追肥
6月中旬頃から20日間隔で、10㎡当たり500g程度の化成肥料を、通路に施します。定期的に肥料を施すと、草勢を維持する効果があります。
(8)生理障害
発生しやすい障害は、石果・尻腐果・日焼け果などです。
石果は、低夜温、草勢低下などで授粉や授精がうまくできず、タネの形成が不十分な時に多発します。尻腐果は、水分不足などで石灰がうまく吸収できないと発生します。日焼け果は、強い光線によっておこります。
(9)収穫
気温や草勢にもよりますが、開花から収穫までの日数は20日くらいです。最初は若取りし、苗の負担を少なくします。
たくさん採れはじめたら、1果30~40gを目安に収穫します。草勢の強いときに、果実が赤くなるまでおくと、甘い完熟ピーマンとして利用できます。
ピーマンの主な病害虫

※農薬使用に関しては、もよりの農業改良普及センターや農協などにお問い合わせください
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