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家庭菜園編 【トマト】

2008年04月09日

栽培上のポイント
着果の仕方
栽培ごよみ
品種
作り方


1 栽培上のポイント

(1)強い光を好む野菜なので、日当たり、風通しのよい畑を選びます。
(2)雨で病気(灰色かび・疫病)がでやすいので、雨除け栽培をします。
(3)気温の低いときの栽培では、着果不良が出やすいので、ホルモン処理をして果実のつきをよくします。
(4)肥料に敏感な野菜なので、基肥の窒素分は少なめに施します。
(5)病害予防と安定的な栽培には、土壌水分のコントロールが必要なので、マルチ栽培がお勧めです。
(6)根が深い範囲に張るので、できるだけ深く、広く耕します。堆肥も充分に施します。


2 着果の仕方

 本葉が7~8枚でてくると、第1段の花房ができます。その後角度が90度ずつねじれて葉ができ、葉3枚の後に花房ができるので、同じ位置に花房がつきます。

 高温期には、第1花房の位置は10~11段目に上がります。

図2

3 栽培ごよみ

4 品種

 大玉、中玉、小玉の3つの大きさがあります。好みに合わせて選びましょう。
 
 大玉の品種は、完熟系の桃太郎系、おどりこ、おおみや163、サターンなど。
 中玉の品種では、フルティカ、ルイ60。
 小玉の品種は、ペペ、ポコ、ミニキャロル、サンチェリーなどがあります。


5 作り方

(1)苗の確保: 
 1戸当たり必要な本数は、5~10本です。苗はホームセンターか種苗店、園芸店などで購入します。接ぎ木苗が無難です。

 よい苗の見分け方として、

 1)ガッチリしている
 2)葉が厚く、つやがあり、葉は濃緑色の苗がよい
 3)病害虫がついていない

 などに注意し、晩霜のおそれがなくなったら定植します。

(2)畑の準備
 おいしいトマトをつくる第一歩は、土づくりからです。

 植え付けの7~10日前に、有機石灰を10㎡当たり2kg全面にまき、なるべく深い土に混ぜ込みます。その後、完熟堆肥(樹皮堆肥か牛ふん堆肥など)を10㎡当たり40~50kg施し、土とよく混ぜ込みます。

 植え付け4~5日前に、基肥として有機質肥料(例6-6-6、化成肥料か配合肥料で有機を50%以上含むもの)を、10㎡当たり1.5kgを全面に散布し、土とよく混ぜ込みます。

(3)定植
 定植の適期は、第1段の花(第1花房という)が1~2花、開花した頃です。早すぎると成長が旺盛になり、逆に遅すぎると果実のつきが悪くなります。

 購入した苗は、定植適期が来るまで、できるだけ光が当たるように株間を広げ、葉と葉がかさならないように(光線がよくあたるよう)管理します。

 定植の前日には、充分にかん水をしておきます。
 定植当日は、まず植え穴を掘ります。苗を鉢から抜き取り、浅からず深からず、少し浅植えになるように植え、回りの土となじむ程度に水をかけます。苗と苗の間隔は、50cm前後とします。

図3


 定植後4~5日過ぎるとトマトの芯の色が淡くなり、葉先に水滴をもつようになります。これが、根づいた状態です。

 植え付け直後に支柱を立て、揺れないようにするとともに、植え付け直後に防風対策として風よけをすると、根つきが順調になります。
 風よけの方法は、株の回りに4本の支柱を立て、両はじの開いたポリ袋をはめ込みます。

(4)わき芽の除去
 各葉の付け根からわき芽が伸びてくるので、晴天日に、わき芽が小さいうちにかきとります。主枝は、収穫目標とする段数の花房が確認できたら、花房の上の葉を2枚残し、芯を止めます。

(5)ホルモン処理
 1花房の花が3花程度開花したら、トマトトーンの120~150倍(気温が高くなったら薄くする)を、霧吹きなどで散布します。ホルモン処理の間隔は5~6日おきです。


(6)追肥
 1回目は、第3花房の開花頃にはじめ、施す量は10㎡当たり600gとします。

(7)収穫
 全体に色づくまで待ちます。トマトは温度で熟すので、日当たりをよくすると、早く熟します。赤くしてから収穫するほど味がよくなります。


トマトの主な病害虫
tomato_hyo2.jpg
※農薬使用に関しては、もよりの農業改良普及センターや農協などにお問い合わせください

(※画像をクリックすると大きく表示されます)

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