提供:(一社)全国農業改良普及支援協会 ・(株)クボタ


平成26年度全国農業システム化研究会最終成績検討会を開催

2015年03月17日

 2月17、18日、アルカディア市ヶ谷(東京都千代田区)で(一社)全国農業改良普及支援協会が主催する全国農業システム化研究会の最終成績検討会が開催された。


 今年は、農林水産省、各道府県の普及指導員、試験研究機関、研究会に協力している農業資機材メーカー担当者等、過去最多の約430名の参加があり、近年の農業技術や普及に対する関心の高さがうかがえた。


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 :開会式のようす  /  :参加者は400名を超えた


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全体会議のようす


 初日の午前の部では、農林水産省からICT(情報通信技術)を活用した超省力で高品質生産を実現する新たな農業(スマート農業)についての基調講演が、また、栃木県那須農業振興事務所経営普及部の山城清主査から、今年度より取り組み始めたスマート農業システムを利用した実証調査についての発表があった。さらに(株)クボタより、KSAS(クボタスマートアグリシステム)の現在の取り組み状況と課題についての情報提供があった。

 スマート農業についてはまだ新しい技術で、多くの課題を抱えてはいるものの、これからの農業には欠かせないものであるということから、参加者は真剣に発表に耳を傾けた。


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基調講演を行う農林水産省生産局技術普及課生産資材対策室 齊賀大昌氏


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 :実証調査の発表をした栃木県那須農業振興事務所経営普及部 山城清氏(左)と、実証調査を共に取り組んだ(有)那須山麓土の会 五月女文哉氏(右)
 :情報提供を行う(株)クボタ アグリソリューション推進部 小林義史グループ長


 午後から2日目にかけては、4つの分科会に分かれて、今年度の実証成果の発表と、検討がおこなわれた。参加者からは、助言者の情報提供や各県の事例発表が参考になったとの声が聞かれるなど、有意義な検討会となった。(みんなの農業広場事務局)


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分科会の様子


平成26年度 実証調査内容
①ICT技術を活用した水稲の効率的生産システムの構築に関する実証調査
②飼料用稲の省力・軽労・低コスト・多収穫生産技術に関する実証調査
③WCS用稲の省力・軽労・低コスト・多収穫生産技術に関する実証調査
④水稲(主食用)の省力・軽労・低コスト・高品質生産技術に関する実証調査
⑤大豆等の省力・軽労・低コスト・安定生産技術に関する実証調査
⑥半装軌式トラクタ(パワクロトラクタ)の作業性効果に関する実証調査
 ・特殊重粘土壌における機械化一貫作業体系に関する実証調査)
 ・傾斜地における機械作業効率に関する実証調査)
 ・傾斜地における土壌流失対策技術に関する実証調査)
⑦畦立同時施薬技術に関する実証調査
⑧野菜の省力・軽労・低コスト・安定生産技術に関する実証調査