提供:(一社)全国農業改良普及支援協会 ・(株)クボタ


水稲鉄コーティング湛水直播の播種作業実演会を開催(滋賀県愛荘町)

2014年05月22日

 去る5月12日(月)、水稲鉄コーティング湛水直播技術の実証調査における播種作業実演会が、滋賀県愛荘町にある西出営農組合の圃場で行われた。平成26年度全国農業システム化研究会の実証調査の課題である「水稲(主食用)の省力・軽労・低コスト・高品質生産技術に関する実証調査」の一環で実施されている調査であり、当日は滋賀県普及関係組織、JA、生産者、メーカー関係者等約30名が参加した。

 収益性の高い農業経営を実践するための手段として、当地域では初の試みとなる鉄コーティングによる湛水直播技術を導入し、作業の省力化と分散化の検討を行うこととしている。


 品種はキヌヒカリを使用し、慣行移植栽培と比較して、長所・短所を明らかにし、技術の確立と地域への普及を目指す。

 供試機械は田植機(EP8D)に鉄コーティング用播種機(鉄まきちゃん)を取り付けたものを用意。播種と同時に除草剤散布(サンバード粒剤)と基肥一発肥料の側条施肥も行い、作業の省力化を図る。


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 :実証調査のねらいや目的を説明する湖東農業農村振興事務所農産普及課の河村主幹(左から2番目)
 :鉄コーティングされた「キヌヒカリ」の種籾を鉄まきちゃんにセット


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播種作業はスピーディーに行われた


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滋賀県の農産物認証制度「環境こだわり農産物」の栽培ほ場となっているため、農薬・化学肥料は5割以下に減らしている


 今後は、生育調査、収量・品質調査等を行い、経営的なメリットや収益性改善効果等を評価しながら、地域への導入計画を策定する予定だ。(みんなの農業広場事務局)